2021-11-18 07:00 追加
NEC・井上琴絵「自分にとってバレーボールは一人の人間として多くのものを成長させてくれるもの」V1女子会見
SV女子
●井上琴絵選手
昨日に引き続き第1セットは自分たちで流れを掴んで良かったですが、第2セット以降苦しい展開が続きました。途中から入ってきたメンバーが勢いづけてくれて最後しっかり勝ち切ることができて良かったと思います。
●野嶋華澄選手
シーガルズさんは粘るチームなので苦しい場面が続きましたが、サーブとオフェンスというところで最後勝ち切れたのは良かったと思います。
――井上選手に。230試合出場おめでとうございます。外国のチームも含めいろいろなチームで経験をして現役を続けている現在、バレーボールはどのような存在となっているか?
井上:いろいろなチームでプレーさせていただけることで、貴重な経験に自分としてもなっています。各チーム良さがあって、学ぶことが多かったですし、レッドロケッツに来てからも刺激を受けながら練習、試合をしています。
自分にとってバレーボールというのは、バレーボールの選手としてもですが一人の人間として多くのものを成長させてくれるものだと思っています。
――シーズン序盤はいろいろな起用のされ方をし、今週は先発で交替をしないパターンでした。序盤を終えてチームに慣れてきたと思うがどのような役割を果たしたいか?
井上:出場する、しないにかかわらず、NECには素晴らしいメンバーが揃っていてそれぞれが自分の役割を全うしようとしている中で、私の経験は他の選手にないことだと思っています。
そういうところで、プレーへの安心感、安定だけではなくて、存在感を出してチームが勝つために重要なポジションだと思いながらプレーをしています。
――選手の交替が多い中で隣の選手の関係やフォーメーションなどはどのように対応しているか?
井上:メンバーが替わり誰が入っても、コミュニケーションは大事だと思っています。毎回縦、横の関係だったりチームがうまく回るようにというところではコミュニケーションを絶やさずに行ければと思います。
――野嶋選手に。自分のアピールポイントと、それがチームで発揮できているか?
野嶋:スピードのある攻撃を自分の良さとしてやろうとしているのと、MBですがサーブとディグでチームに貢献できるようにという意識でやっています。
あとは「声が大きい」ということでチームを盛り上げていければと思います。
――チームとしてブロックの成績が上がっているが、それを含めディフェンス面ではどのような感触か?
野嶋:チームによって(ステイ(※定位置から動かない)からの)リード、フロント(※相手のアタッカーの踏切位置に移動)からいくという戦術を変えています。
MBだけではブロックはできないと思うので、しっかりサイドと意識を合わせて2枚でプレッシャーをかけていくというところをチームとして今やっているので、そこで成果を出せることもあります。
まだまだ課題もあるので、修正できたらなと思っています。
――ブロックの跳ぶタイミングを遅めにしているように見えたが?
野嶋:今日のシーガルズさんに対しては、相手のレフトがブロックの落ち際や長いコースを狙っていることもあり、そこは意識してゆっくり跳ぶことをしました。
写真:黒羽白
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