2019-07-17 08:00 追加
GMに聞く 東レアローズ小林敦さん「動員増加については、他競技の真似からでも努力していく」
小林敦GMインタビュー
SV男子
東レアローズの監督を7年間勤め上げ、今季から新設されたGMに就任した小林敦さんにお話を伺った。小林さんは現役時代には全日本主将をつとめ、監督時代に1度の優勝経験がある。

――監督時代をさっと振り返っていただいて。7年前に「新監督に聞く」でお邪魔したときからいろいろあっての7年でしたが、優勝もできたし、いい監督時代だったのでは。
小林:どん底も経験しましたし、頂点も経験しましたし、7年間本当に有意義な監督生活だったなと実感してます。
楽しさもそうだし、苦しさもそうだし、(監督業を)やった人にしかわからないと思うので、言葉にするのは難しい。誰しもが任せてもらえるものではないので、7年間やってこれたことは誇りに思います。ただ人には言えない苦労がありました。いいことがあったかと思えば悪いこともあり、かと思えばまたいいこともある。人間万事塞翁が馬ということを本当に体感するような歳月でした。
――監督としてやり残したことは、もうないですか?
小林:正直たくさんあります。「こうしておけばよかったな」とか「ああしておけばよかったかな」ということもたくさんあります。優勝できなかったときは、やり残したことはいっぱい出てくるんですよ。それに、選手一人ひとりに対するアプローチにしても、この選手にもっとこうアプローチすればよかったというような思いは、常につきまとっています。おそらく優勝を毎年していたとしても、「もっとこうしておけばよかった」というのはあったと思います。サグラダ・ファミリアではないですけど、常に未完成というか。それが監督業の生業じゃないですかね。
――昨季は小林さんだけでなく、豊田合成のアンディッシュ監督、JTのヴコヴィッチ監督といった名物監督がV1リーグから去って、寂しさが大きいですよね。
小林:寂しいだけではなくて、彼らがいなかったら、もっと優勝できたかなと(苦笑) それくらい彼らの存在感は大きかったですね。JTさんの84年目の初優勝もそうですし、アンディッシュ監督が、合成さんをあそこまでのチームにしあげてきたこともそうですね。
――豊田合成さんが「ウルフドッグス名古屋」に改名されますが、東レさんでは?
小林:うちは、今のところしないですね。まだ手探りの状態なので。
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