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ゲームレポート

2019-08-25 09:00 追加

ヴォレアス北海道-サフィルヴァ北海道「VOREAS presents V-THEATER 2019」レポート

V男子

ヴォレアス3度目のV-THEATER、チームとして浮かび上がる課題

ヴォレアス北海道が夏の主催イベントとして「V-THEATER」を開催するのはこれが3回目である。1回目(2017)は新しいチームのお披露目を果たした。2回目(2018)は参戦を目標としているV1リーグ所属チームへ胸を借り存分に戦った。3回目であった今回は、北海道からのV.LEAGUE参入チーム同士の対決でその力を見せつけた。

11月のV2リーグ開幕まで、いかに実戦を積んでいくか

 

今回の試合を通じて、現時点で北海道内においてヴォレアスが「胸を借りられる相手」がいないことを認識させられた。5月の前シーズン報告会においてエド監督が、「シーズン中に2度(2018年8月、V-THEATERでの豊田合成トレフェルサ戦と、12月天皇杯ファイナル2回戦でのJTサンダーズ戦)V1リーグ所属のチームと対戦する機会があり、この後の強化によって戦えるという手応えを得た」と語ったが、これは、裏を返せば、このチームに対外の実戦機会が著しく少ないということを意味する。V-THEATER直後に、同じV2リーグに所属するつくばユナイテッドSun GAIAが留萌市で合宿を行う際、公開練習試合が予定されているが、シーズン開幕までで目ぼしい機会はそのくらいである。これは、ヴォレアスが一つ上のカテゴリを目指すにあたり、リーグ中の移動転戦と同じくらい大きな課題として浮上しそうである。

天皇杯のファイナルラウンドも今季はリーグ終了後である。まずは目の前のリーグを確実に戦っていくためにということに注力した上で、次のステップを考えていく必要があるだろう。

文・写真 出口季里

 

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