2019-09-05 12:25 追加
ROCKETS FES!ホームゲームをフェス会場に。NECレッドロケッツ戦略発表会
SV女子
■新加入選手紹介のコーナー
移籍選手を含む5人の新加入選手の紹介が行われた。前述のフォトギャラリーにコメント等もまとめてあるのでぜひ参照していただきたい。
■サービスに関する発表
ホームゲームチケットの紹介。
HG3試合(アリーナ最前列)をセットにした会員限定、抽選販売の「かわさきパック」
とどろきアリーナ北側2階に複数名で座れるパーティーシートの構想などを発表。
グッズは価格、日常性などを軸に4つの方向性を意識して展開。それぞれのブランド化を目指す。ヘッドフォンなど意欲的な商品も発売になる。
サイドにチームロゴを配したヘッドフォンはロゴの箇所を選手の番号などでカスタマイズするモデルも受注生産予定。
(写真は島村春世選手。特別にモデルをお願いした)
■情報発信について
リベロとしてチームを支え、今年5月の黒鷲旗をもって現役を引退した岩﨑紗也加さんが、やはり同チームのプレーヤーでもあった松田祥子さんの後任としてチーム広報に就任。2019年の情報発信について発表を行った。
現代の情報発信はやはりSNSを抜きにしては語れない。
NECレッドロケッツもFacebook、Twitter、Instargramのアカウントを持ち、日々情報を発信している。
また地域の情報発信をメインにしたPIAZZAというSNSにも参加している。
今シーズンは特にTwitterの強化に力を入れたい意向のようだ。具体的な目標値をかかげてSNSの投稿&フォローをよびかけた。
■今シーズンの応援について
第1部の締めとして応援リーダー、チアが登壇し、今シーズンの応援の実演を行った。
山内美咲キャプテンがマイクを取り、「we are red rockets」のコール&レスポンス。
「戦略発表会」というタイトルが大きなインパクトを与え、話題になった今回。
実際に参加した、あるいはYouTubeを視聴した、この記事をお読みいただいたみなさんの中にはバレーボールの未来について何かしら考えを持っている方も多くいると思う。
最終的に目指す場所は同じかもしれないが、そこにたどり着くまでには様々な選択肢がある。
今は私たちバレーボールファン、バレーボールに携わる者にとってちょっとした試練の時であり、試行錯誤の時期でもあるのかもしれない。
そんな中にあっても本質的なものは揺るがない。
見せ方、打ち出し方の工夫こそあれ、結局私たちはスポーツ、バレーボールの最も純なる部分、最も強度のある部分を確認し、時代に即したやり方で提示するための探索をしているわけである。
金子監督の「我々の背中を押してくれるのは皆さんの声」という実直な言葉は、その作業に大きなヒントになるのではないだろうか。
NECレッドロケッツの挑戦は続いている。
フェスという開放感のある空気の中でバレーボールの魅力を再発見し、その周囲に生まれるワクワクと熱気を我々も楽しみたい。
「バレーボールは楽しい」。その輪を拡げていくことに参加出来たらそれは充足感のある体験となるであろう。
取材・撮影 堀江丈
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