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ゲームレポート

2019-10-02 21:55 追加

日本、世界バレー金のポーランドに1-3で敗れる W杯2019男子

W杯男子ポーランド戦の結果

全日本代表 男子

写真:FIVB

 バレーボールワールドカップ2019男子大会は2日、マリンメッセ福岡(福岡市)などで第2戦が行われ、日本は世界ランク4位、昨年の世界選手権金メダルのポーランドと対戦。1-3(23-25、17-25、25-19、17-25)で敗れた。

 日本チームのスターティングメンバーは、以下の通り。
 
 関田誠大、福澤達哉、山内晶大、西田有志、石川祐希、小野寺太志、リベロ・山本智大。

 第1セット、イタリア戦と同じ先発メンバーでスタート。ポーランドのフベルのスパイクで先行。クレクも決めて、ポーランドは2点連取する。日本は福澤がクロスに決めるが、小野寺のサーブミスとレマンスキの速攻で1-4。西田のサービスエースで2-4とするが、ウカシクが2連続得点で5-6。石川がレフトから決めるも、クレクの勢いが止まらず、6-8で1回目のテクニカルタイムアウトに。
 タイム明け、石川のブロックアウトや山内のクイック2本などが決まって日本も粘り、9-10とする。西田がサーブで攻めるが、レマンスキの速攻が決まり、1本で切られてしまう。その後も一進一退のシーソーゲームに。福澤のスパイク、西田のブロックで15-15とするも、ポーランドの速攻で2回目のタイムアウトに。
 タイム明けも拮抗した状態が続き、石川のバックアタックで16-16。しかし、西田がブロックにつかまり、コンビミスもあり、ポーランドの3連続ポイントで日本はたまらずタイムアウトを取る。福澤が一度リバウンドをとってから決めて、17-19。ピンチサーバーで入った柳田将洋主将がサーブで崩し、ポーランドの攻撃がネットにかかり、18-19。ここで日本は2枚替えで清水邦広、藤井直伸がコートに入る。西田がコートに戻ってブロックアウトを取り、19-20。石川のスパイク、小野寺のブロックで21-21となり、同点に追いつくも、ポーランドはすぐに取り返す。2連続得点で21-23となったところで日本はタイムアウトを要求。小野寺の速攻で22-23とするが、石川のサーブがアウトとなり、ポーランドのセットポイントに。しかし、日本は粘り、ベテラン・福澤が決めて23-24とするも、ポーランドのスパイクが決まり、このセットを23-25で惜しくも失った。

 第2セット、福澤が勝負どころで決めて2-0。ポーランドはこのセットから入ったシムラがスパイクを決めた後、西田のスパイクで3-1とするが、サーブが入らず3-2。山内のクイックがアウトになり、3-3の同点に。さらに、クレクの連続サービスエースで4-5に。石川のスパイクで6-7とするが、関田のサーブがアウトになり、テクニカルタイムアウトに。石川のサーブミス、西田の被ブロックなどがあり、ポーランドのサービスエースで7-11と点差が開いたところで日本はタイムアウトを要求する。
 クフォレクの連続サービスエースが出たところで日本は高野を投入し、レシーブ固めをするが、ポーランドのサーブの勢いが止まらない。日本は山内に代え、李博を投入。2回目のタイムアウトの後、高野が決めきれず、8-17で福澤をコートに戻す。8-18でセッターを交代し、藤井を投入。レマンスキのクイックが決まった後、石川を柳田にチェンジ。李博のクイックと西田のバックアタックが決まり、10-19。福澤がブロックとスパイクを決め、李のブロックで13-20とする。シムラのスパイクで13-21となったところでポーランドは2枚替え。西田がブロックにつかまり、13-22。福澤のプッシュで14-22、西田のバックアタックが決まり、15-22。ファウルの判定に対し、日本はチャレンジを要求するが失敗し、15-23。小野寺のスパイクが決まり、16-23。藤井のサーブがネットにかかり、ポーランドはセットポイントを迎える。柳田が今大会初ポイントとなるスパイクを決めて17-24とするが、最後はポーランドが得点し、相手にセットを連取された。

 第3セット、関田を戻してスタート。西田のスパイクが決まり、サーブでも崩して2-0と先行するが、お互いにサーブミスをして3-1、クレクのスパイクで3-2とする。ラリーから西田の豪快なバックアタックが決まり、4-2。レマンスキの速攻で4-3。石川のスパイク、小野寺のブロックで6-3。石川がライトから決めて7-4、連続ポイントで8-4でテクニカルタイムアウト。石川のサービスエースに対し、ポーランドのチャレンジ成功で8-5。山本の好守備から福澤が決めて、9-5。10-5でポーランドはタイムアウトを要求する。
 フベルの速攻で10-6とするが、その後李が決めて11-6。ポーランドはミドルの勢いが止まらず、西田のスパイクがネットにかかり、石川が止められ、13-11。ポーランドのサービスエースで1点差に追い上げたところで日本はタイムアウトを要求する。
 その後、お互いのサーブミスが繰り返され、15-13。シャルプクにフェイントを決められ、15-14となるが、福澤のブロックアウトで16-14とし、2回目のテクニカルタイムアウトに。その後、西田のブロックアウトで17-15とし、後衛に下がった西田はサーブで崩し、バックアタックを決めて18-15に。ここでポーランドがタイムアウトを取る。その後、福澤の技ありのフェイントで19-16。ラリーの応酬から石川がスパイク決め、さらにクレクをブロックして21-17。小野寺がクイックとブロック、福澤のバックアタックで連続得点し、24-18。最後はポーランドのサーブミスで25-19でこのセットをものにした。

 第4セット、李をそのまま残してスタート。シャルプクのスパイクで1-2とするが、石川がレフトから決めて同点に。石川はその後もスパイク決め、3-4としたところで関田のサービスエースが出て4-4に。小野寺の速攻で5-5とするが、福澤が被ブロックで5-7。西田のスパイクがブロックにかかり、テクニカルタイムアウトに。
 西田のブロックアウトで6-8。李が速攻を決め、7-9。西田のサーブに対しチャレンジを要求するが失敗。ラリーの応酬からシャルプクに決められ、7-11になったところでセッターを藤井に交代する。藤井はすぐに李の速攻を使い、8点目。ポーランドはコハノフスキのクイックとブロックで8-13。日本はタイムアウトをとるが、クレクにサービスエースを決められ、ブロックも止められ、ポーランドの勢いを止めることができない。シャルプクのスパイクが決まり、8-16でテクニカルタイムアウト。
 タイム明け、いきなりポーランドがサービスエース。ラリーから小野寺が速攻を決める。11-18で西田に代え、清水を投入。小野寺の速攻で12-19。12-20で福澤と柳田を交代する。12-21で日本は2回目のタイムアウトを要求。清水がライトから決めて13-21としたところで西田をコートに戻す。ここでポーランドがタイムアウト。石川のスパイク、ブロックの連続ポイントで16-23とするが、ポーランドはフェイントを決め、マッチポイントに。西田が決めて17-24と粘るが、最後はクフォレクが決めて25-17でこのセットを落とし、1-3で敗れた。

写真:FIVB

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