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コラム

2024-05-24 12:32 追加

バレーボールネーションズリーグ男子快進撃、セルビアを下し、2連勝。大塚達宣「サーブはエースだけを取りに行くのではなくて、しっかり入れて崩して、そこからブロックに持っていくのがうまくいっている」【現地取材】

VNL セルビア戦コメントなど

Others / 全日本代表 男子

連日、体育館では日の丸が振られる。今日の応援団はパラグアイから(写真:筆者)

バレーボールネーションズリーグ(以下、VNL)で初戦にアルゼンチンを倒した日本は、そのままの勢いでセルビアも破って2連勝。予選ラウンドでは、16カ国がそれぞれ12試合を行い、上位8チームが決勝ラウンドへ進む。

第1週の対戦相手のアルゼンチン、セルビア、キューバ、イタリアは4カ国ともまだ五輪の出場権がないので、厳しい試合が予想されたが、初戦の良い流れを保ち、昨年の五輪予選でも顔を合わせたセルビアを3-0で退けた。

■絶対に日本が勝つよ。

日本のスタメン:西田、小野寺、山内(主将)、関田、大塚、甲斐、小川

試合前の記者席では、「絶対に日本が3-0で勝つよ」と何人からも言われた。今の日本ならいけると思わせる勢いを誰もが感じていたからだ。こんなに素直に海外の記者に褒められるのは、本当に誇らしい。

第1セット、甲斐の高いスパイク、西田の強打、山内がブロックの間を抜くスパイクとどのポジションからも決めて、7-5と流れを作る。パスがきれいに入れば、小野寺のクイックも生き14-11とリードする。セルビアは、甲斐に3枚ブロックを付け、17-16と迫る。追いすがるセルビアを切ったのは、西田のキレのあるスパイク。小野寺が前で大きく跳んで引き寄せ、後ろから大塚と前後の連携も決まって19-17。セルビアもスパイクで加点するが、大塚がレセプションの後、素早くスパイクの態勢に入りそのまま決め24-20、セットポイント。サーブで崩し、イボビッチに上がったボールをきっちり3枚ブロックで仕留め、25-20と先取する。

ブロック本数は日本9本、セルビア5本(写真:FIVB)

第2セット、甲斐がアタナシエビッチ1枚を破り3-3。セルビアはつなぐも2段トスが長すぎてスパイカーが打てない。関田がブロックをうまく散らし中央を1枚にして、山内が決める。西田がブロック、スパイクと11-10と追い越す。西田コールが沸き上がる。ついで小野寺がライト側を止め2点差とリードする。小川がライン際のボールを拾いつないだ後は、セルビアのスパイクを止め18-14と連続得点で開いていく。セルビアは集中力がきれ、レセプションが乱れてもカバーができない。最後は、甲斐が決め、25-16と2セット連取する。
セット間に日本のカプコンのTシャツが客席に投げ入れられた。赤の派手な柄がブラジル人にうけ、「こっちにも投げてー!」と悲鳴が響く。

第3セット、高橋健太郎が入る。山内のエースでリズムよく入るが、セルビアもブロックで3-3とする。関田がイボビッチを止め、6-3。イボビッチのサーブが観客席の日の丸に直撃かという大エラーがでる。西田のスパイクで11-10。西田コールや関田コールが起きる。逆にセルビアのサーブミスには大歓声。ポドラスチャニンが西田を止め、13-13。日本はあきらめを見せないつなぎでリズムを作る。高橋健太郎が審判席まで走り込み、つないだボールをフェイントして17-13と連続得点。セルビアもここにきて、ルブリッチのスパイクで19-18と追いすがる。しかし、イボビッチをブロックし24-22とすると、セルビアのスパイクは最後アウトになり25-22で、日本が3-0で勝ち切った。

相手に的を絞らせないトスさばきの関田。ブロックも出た(写真:FIVB)

 

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