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会見・コメント

2026-06-07 15:09 追加

男子日本代表・西田有志「高さでも勝負したいし、ディフェンス面でも貢献したい」

西田有志 VNL出国前囲み取材

全日本代表 男子

バレーボール男子日本代表チームは7日、10日から開催されるVNL中国大会(中国・臨沂) に向け、出国前に空港で取材に応じた。西田有志選手のコメントをお届けする。

――いよいよ出発ですが、今の心境やチームの状況は?

西田:チームとしては非常にいい練習を毎日できていると思います。
ここ数日だけでしかないかもしれませんが、強度の高い練習の中でも質を落とさずにできていると思うので…。もちろん日数の部分はどうしようもないところもあるので、そこは現地でもっと合わせる時間やコミュニケーションを取る時間を持って、試合をするたびに良くなっていくことができればいいのかなと思っています。

――去年1年間、個人としてやってきたことを出せるシーズンだと思うんですけど、ワクワク感なのか、ちょっと 2シーズンぶりで緊張感があるのか、どんな心境ですか?

西田:どちらでもないですね。普通に自分のやるべきことをやるだけなので。ワクワクっていうよりも、海外に行って、この1年やってきたものをただやるだけなので、その中でクオリティを求めて…。生活とか環境がいろいろ変化して、やり方は変わるかもしれないですけど、自分自身のやるべきことっていうのはひとつも変わらないので、その中でチームがまずしっかり勝っていけるような姿を届けたいと思っています。

――代表に帰ってきて、チームの雰囲気などはパリのシーズンから比べて変化があったり、逆に入ったことで影響を与えたいみたいなところだったりはありますか?

西田:パリの時がどんな雰囲気だったのか、もうあまり憶えてないです。
あの時も本当に時間が一瞬で過ぎちゃったんで。パリ五輪があったり、ネーションズリーグがあったりと、転々としていた時間がすごく多かったので、雰囲気がどうだったかっていうのはあまり鮮明には覚えてないですけど、今現状自分がこのチームに合流してやっている中では非常にクオリティの高いものだと思いますし、ひとつひとつに対してクオリティを求めるためにコミュニケーションの質は高いのではないかなと思います。

あとは何回も何回もやり続けてクオリティを上げていくっていう作業になると思うので、一人ひとりはやることはやっていると思いますし、そういった集団の集まりではあると思うので。少しずつ自分たちが焦ったらもう一瞬で崩れちゃうんで、焦りたくなる気持ちもあるかもしれないですけど、その中でも自分たちは自分たちでやるペースっていうのを見ながら全員が成長できたらと思っています。

――率直に久しぶりに代表に戻って、練習に参加した時にどういう感情が湧きましたか?

西田:難しい質問ですね(笑) でも、久しぶりな感じでもありましたし。練習をやっている中でも、フィジカル的にも1年やってきたことを常にやり続けてはいますけど、やはりフィーリングとしても変わった部分もたくさんあったので、ひとつずつすり合わせないといけないなというのはありますけど。自分のフィジカル的には全然問題なくやれてるのではないかなと思ってます。

――昨年、ご自身でこだわってトレーニングしてきた部分に対して、今年世界と戦う上で一番期待しているところはどこですか?

西田:もちろん高さのところでも勝負していきたいと思いますし、海外の選手は1本の出るスピードが格段に違うと思うので、そういう場面でもボールを落とさないということはオポジットだからとか関係なしにディフェンス面でもより貢献できたらいいなと思います。
ルールが変わったりして、オポジットに対してのディフェンス能力やレセプション能力が非常に求められるバレースタイルになってきていると思うので、そういったところでもしっかりチームに貢献できればと思っています。

―― ルール変更について。女子が先行してネーションズリーグに入り、揉めている場面も見かけますが、西田選手の得意とするプレーにも関わってくるのでは?

西田:日本の強みのプレーがだいぶ止められてしまう部分ではあるかなとは思うので…。まだ僕たちも公式戦はやっていないので、どのラインまでがOKなのかというのは練習の中でしか確認できてなく、まだ何とも言えないんですけど…。

でも、やっぱり今回のルール変更は大きく変わったなと自分自身もチーム全体でも考えていて、リバウンドを取りに行く時にも、ボールのちょっとした持ったところでもキャッチを取られるようになったりだとか、自分が向いてない方向に対してプッシュだったりとか、両手で押し込みに行ったりとかしても、それもキャッチを取られたりだとか、何かひとつの技術を禁止された状態ではあるのかなと。

でも、神経質になりすぎて全部やらないってなった時に、どうしても安易なボールになってしまうことが練習でもありました。正直、今チーム全員がまだどのラインまでがOKなのかっていうのがわかってない状況ではあるんですけど、でもそれはもう試合でやっていくしかないと思いますし、とりあえず最初は思い切ってやってみて、このラインまではダメだよっていうのは自分たちで調べるしかないっていうのが現状です。他の練習試合などを見ても、「これアウトなのに取らへんのね」みたいなことがあるので、人それぞれにはなっちゃうかもしれないですけど、そこに対してあまりストレスを抱えることなく、ここから勝負したところで点数を取れるようにするバレーが先行できればと思っています。

――ティリ監督から今年、西田選手に期待することだったり、求めてることみたいな話はありましたか?

西田:そういう話はしてないですね。時間もなかったというのが本音ではありますけど。
でも、試合がもう直近になっていますが、もうちょっと話したら多分そういうことを言われるかなと思うので、それも頭の中に置いておきながら勝負に向き合えたらと思っています。

――今シーズンの目標は?

西田:今シーズンという話であればオリンピックの切符が最重要目標。そこが第一にやることではありますけど、でも、まず自分たちに必要なのはまた自信を取り戻すことだと僕は思っています。このネーションズリーグでもう一回メダルの表彰台に立つことを全員が目標にやっていますし。
その中でもいろんな失敗や変化というものがたくさんあるので、そこに対してもネガティブにならずに、いい形に取り上げ、考えられるようにやっていけたらと思っています。

――大阪ブルテオンでキャプテンを務め、プレー面だけではなく精神面、そしてコート外での影響力もかなりある存在になってきましたが、その辺りはどのように代表活動に活かしたいと考えていますか?

西田:いい形にしてしっかりやれたらと思いますし、優勝したからどうこうっていうわけじゃなくて、一人のスポーツ選手としてどういうふうにするのかを常に考えながらやっていきたいです。この日本代表のチームの戦いでどういう役割をできるかというのは、試合をしないとわからない部分かもしれないですけど、その中でもしっかりとその仕事に100%コミットして全うしていきたいと思っています。

気持ちで盛り上げたり、言葉で盛り上げるとか、そういったところはやっていきたいと思いますし、それは僕だけじゃなくてチーム全員がやっていることだと思うので。でもその中でも劣勢になった時でも常に盛り上げたりとか、常にポジティブな形で全員がプレーできるようなメンタリティーの持っていき方をしていきたいなと思っています。

――お子さんが生まれてからの初めての代表活動になると思いますが、後ろ髪引かれるようなことはないですか?

西田:ないですね(笑)。でも、もちろん家族もいますけど、その中でもまず自分が結果を出して、このチームでまず喜んでいくことが、家族としても嬉しいことなので、チームとしても個人としてもしっかり結果を残して家に帰りたいなと思います。

写真:黒羽白

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