2021-11-20 07:00 追加
岡山・吉岡美晴「最後で取り切れないというのは今シーズンの課題」V1女子会見
SV女子
●吉岡美晴選手(アウトサイドヒッター)
昨日ストレートであっさり負けてしまって反省点が多い試合でした。今日はNECさんの攻撃力に対して、攻めの姿勢を持って、ディフェンスをしていこうと話しました。一辺倒では決まらないので、攻撃の部分でももうひと工夫ということで試合に臨みました。
通用した部分はありましたが最後で取り切れないというのは今シーズンの課題でもあります。今日の試合だけではなく今迄の試合でも課題となっているので、改めて反省をする試合だったと思います。
●小野寺夏希選手(セッター)
第2セットに自分たちらしい粘りのあるバレーでセットを取った後の第3,4セットで途中までどちらが良いかわからない状態でチャンスがありましたが、吉岡選手も言いましたがチャンスがあっても取り切れないところが今シーズンの課題でもありますし、今日も出てしまったと思います。
――小野寺選手に。セット頭から出場しましたが、工夫をした点は?
小野寺:昨日入ったときのMBを使う攻撃が通用したなと思っていました。昨日よりMBにマークがついているのは分かったのでそこから振ることと、逆についていないと思ったときに相手のスキを突くように使うことをしました。
――攻撃がうまく回っている時間が多く見えたが?
小野寺:リードしているときにMBを絡めた攻撃をすることは通用していると思います。私自身間をずらすトスを練習しているので、そこについては宮下選手との違いがギャップとして出ていればよいと思います。
――吉岡選手に。第2セット攻撃がうまく回っているように見えたが?
吉岡:第2セットになって(相手の)セッターが低く(澤田由佳選手)なって、レフトからの攻撃が取りやすくなっていました。真っすぐ(助走に入って)打つだけでは、NECさんは守りも硬いし、ブロックも強くそれでは決まりません。
ラリーの中で自分で動いて決めていくというのと、セッターが低いところで、その空間から確実に打ち込むというのを意識してできました。そこで小野寺がしっかりトスを伸ばして攻撃をさせてくれたので良かったと思います。
――今シーズンレフトの攻撃が多くなっているように見えるがご自身としてはどう思っているか?またどのように対応をしようとしているか?
吉岡:レフトへのマークは金田(修佳)選手もそうですし、この2枚に対してはどのチームも対策をしてきていてなかなか決まりづらいというのが正直なところです。
先程も言いましたが、力勝負だと決まらないので自分からや、トスで仕掛けてもらったりコンビの部分で1点ずつ取りに行くスタイルを積み重ねないと今シーズンは厳しいと金田選手とも話しています。
自分から変化、工夫しながらをレフトから発信していけば他のサイドの選手もついてきてくれるかなと思っているのでこれから詰めていきたいと思います。
――次のホームゲームに向けて
吉岡:6連敗というところで、波に乗り切れてはいませんが、試合を重ねる毎に悪い中でも今までコートに立っていなかった選手が中心となってコートの中を盛り上げている部分が増えてきているので、来週1週間空きますがその中で厳しさをもって取り組んでいかないといけないと思います。
写真:黒羽白
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