2019-10-24 12:00 追加
JT・小幡真子「ブラジル男子バレーのように」芥川愛加「どのセッターにも合わせられるミドル」埼玉上尾・山岸あかね「自分の軸をブレずに」
SV女子
●吉田敏明監督
初戦ということで若干の緊張もありました。試合では最終的に攻撃力のなさが際立ってしまった形で終わってしまいました。出だしを挫いてしまいましたけど、なんとか立て直してシーズンをやっていきたいと思います。
――昨シーズンは両外国人選手が機能し、守備も良化しました。今シーズンは比較的メンバーが同じですが、どういうところをアップデートしてやっていこうと思っていますか?
吉田:最後ちょっと上手くいかなかったんですけどダブル(二枚替え)とかね、ああいうものをもう少し上手く使えるといいですね。エースのシュシュニャル(カタリナ)抜きでも戦える力というものを磨かなきゃいけないということで。良い場面もありましたけど結果に結びつかなかったというか。その他パスとかも。メンバーが同じだとなかなか簡単には変わらない部分もあるんですけど、シーズンをやりながらの修正ですね。
――今年はセッターの井上選手がキャプテン。冨永選手も戻ってきました。二人のうちスタートセッターを冨永さんに選んだ決め手は。
吉田:井上は去年の経験もあってこのチームではどういうトス回しをすればいいかを把握しています。ただ、冨永の経験の力にも期待がある。(戻ってきて)最近だいぶコンビなんかも合うようになってきたのでそういうところで冨永で行きました。
――ニューボールになりましたが、その対策などは?
吉田:前のミカサボールよりはパスしやすいという印象はあります。ボール自体の変化は少ないと思いますが、その分サーブのパワーの伝え方とかをし工夫していかなければならないかな。
――途中からアウトサイドに佐藤(優花)選手を起用されました。
吉田:佐藤は自分のできることをしっかりやってくれたと思います。小さい選手なんですけど打つ方は非常にセンスがある。去年移籍で来たんですけど、今ひとつ使い切れなかった。被ブロックとかパスも若干課題はあるんですけど、あのアタック力を活かせる形になったら先ほど言われたアップデートができるかなと思います。今日の佐藤はよくやったと思います。
取材・撮影 堀江丈
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