2019-10-25 14:37 追加
デンソー・鍋谷友理枝「移籍組と若手が融合し、全員が力を出し切れた」 NEC・山田二千華「もっと相手の状況を見ることのできる対応能力を身につけたい」
V1女子 プレミアカンファレンス デンソー対NEC 会見コメント
V1リーグ 女子
10月19日に神奈川県川崎市のカルッツかわさきで行われたV1リーグ女子プレミアカンファレンス、デンソー対NECの試合後の記者会見コメントをお届けする。
デンソー 3(25-15、25-22、25-14)0 NEC
■デンソーエアリービーズ
●川北元監督
今回は台風19号の影響で川崎市の皆さんも、NECの皆さんも大変だったと思うのですが、そのような中で、これだけの素晴らしい演出と盛り上げる雰囲気を作っていただき、大変な中で尽力された方々に本当に感謝したいと思います。
我々は幸運なことにこうしてバレーボールをさせて頂いていますが、今でも本当に大変な方がいらっしゃると思うので、我々としてはベストを尽くすことが本当に大切だったと思います。もちろん勝ったことはとても嬉しいですが、まずそちらの方が大事かなと思っています。
――今日の試合を振り返って、良かったところと課題を教えてください。
川北:NECさんとの試合はいつもお互いに粘って粘って、拾って拾ってというゲームが続くので、そういった中では良い意味でお互いに球際のプレーをできたことと、そういう中でラリーを勝ち切るケースが多少なりとも多かったのではないかと思います。
まだまだ修正点はたくさんあるので、ここだというふうには言えませんが、これから一戦一戦また違う相手と戦っていく中で、修正点は見つけていかなければならないですし、しっかりと改善していけたらいいなと思います。
――経験豊富な選手が加入されて、昨シーズンより成長した部分はどのようなところですか?
川北:おっしゃる通り経験値の高い選手が加わり、その選手たちが若い選手たちと上手にコミュニケーションを取って、チームに融合してくれているので、とてもありがたいです。逆に若い選手たちは自分たちの役割としてチームの良さ、本人たちもよく言っているのですが、試合に出ようが出まいが自分たちの明るさは忘れずに盛り上げるとか、つなぎ役になるということを一生懸命やってくれているので、非常に選手たちの頑張りに感謝しています。
――シーズンオフの期間に特に力を入れて取り組まれたことと、それが今日の試合で出せた部分はどういうところですか?
川北:やはり、今季から加わった選手が多いので、たくさんコミュニケーションをとって、自分たちの良さをお互いに理解して、高めていくという作業をたくさんしました。
――台風の影響で、来週の郡山がホーム開幕戦となりましたが、福島も台風の被害がありました。それでも楽しみにしている方がたくさんいると思うのですが、来週に向けて抱負と意気込みをお願いします。
川北:郡山でもたくさんの方々が今、大変な思いをされていることと思います。 そのような中でもバレーボールの試合を行ってくれるということで、福島市や郡山市の皆さんがたくさん動いてくださっていると聞いています。 我々はバレーボールの試合をさせていただき 、しかもホームチームということで、たくさん盛り上げていただいてる皆さんにバレーボールからエネルギーを与えられるような、そういうゲームをしたいなと思っています。
――今日の試合は誰ということではなく、全員がバランスよく力を発揮して頑張っていたと思いますが、その点についてはどうとらえられていますか?
川北: おっしゃる通りです。本当にみんなが積極的につなぎ役、または最後にフィニッシュする選手、そして声をかけてつなぐということがしっかりできていたと思うので、それをまた一つの良さにして、チーム力を高めていきたいと思います。
――今日は大竹里歩選手がベンチに入っていませんでしたが、コンディション的な問題なのか、チーム内競争の結果によるものなのかを教えてください。
川北:ケガの方は徐々に回復をしてきていて、よりコンディションを高め、いい状況になったら、またチャンスが生まれてくるかなというふうに思います。チームの中でたくさん競争があるので、その中でよりレベルを上げて、いいプレーができる状況までみんなが高め合えるチームになれたらいいなと思っています。
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