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会見・コメント

2019-11-13 12:04 追加

V2リーグ女子開幕。高速コンビのルートイン「私たちがやっているバレーは通用する」 JAぎふ・佐々原和「怪我と付き合いつつエースとして引っ張る」

V2リーグ GSS東京・群馬銀行・JAぎふ・ルートイン記者会見

V2/V3 女子

11月9日に上田市立自然運動公園総合体育館(長野県)で行われたV2リーグ女子2試合の記者会見コメントをお届けする。

第1試合 群馬銀行 2(36-34、19-25、25-15、21-25、13-15)3 GSS東京

■GSS東京サンビームズ

「もっとバレーがしたいという気持ちがセットをとった」

●松浦未波主将

1セット目は大接戦でしたが落としてしまいました。今までだったら流れでズルズル引きずってしまっていたんと思うんですけど今年は気持ちを切り替えて臨むことができました。良い形で自分たちの展開ができたと思います。

●吉里遥選手

自分たちのミスが出たりとか苦しい場面もあったんですけどそこで踏ん張れました。開幕で1勝を上げられたことは大きい。次の試合も頑張っていきたいと思います。

――松浦主将に。キャプテンとして今シーズンの抱負を教えてください。

松浦:今シーズンからキャプテンをやらせていただいています。最後まで強気なトス回しでチーム全員を引っ張っていけたらいいなと思っています。接戦になった時も自分の思ったところに自信を持ってトスを上げて、スパイカーに「決めてくれ」という思いをつなげたい。最後は全員で笑顔で終われたらいいなと思っています。

――今日のトス回しについては?

松浦:序盤、吉里がすごくヒットしていたので他の選手へのブロックが薄れていました。そこを使えていたのは良かったかなと思います。まだセンターとのコンビがあっていないところはあるんですけどこれからリーグをやる中で合わせていきたいなと思っています。

――吉里選手に。GSSを新たな舞台として選んだ理由は(今シーズン大野石油より移籍)?

吉里:バレーボールを楽しんで試合でも勝ちをあげている。すごく大切なことだと思います。自分も初心に戻ってバレーボールを楽しんでいけると思い加入させていただきました。

――公式戦を経験して実際の感触は?

吉里:練習中、なかなかうまくいかなかった部分を何回も自分たちで修正してきました。苦しんだことも多かったんですけど、結果的にそれが試合での粘りにつながったんじゃないかなと思います。

――サマーリーグでも拝見しましたが、サーブが強烈ですね。ニューボールの感触は?

吉里:ボールが変わってどうこうというのはあんまりないです。点数が競っているところでもサーブは強気で狙っていくということを大事にしています。

――松浦主将に。3セット目は大差がついてしましましたが、折れずに4セット目を取り返しましたね。

松浦:3セット目は大差で相手に取られてしまったんですけど、自分たちが攻める気持ちを忘れませんでした。全てのプレーにおいて一人ひとりが絶対負けたくないという気持ちが出た4セット目だと思います。ここで負けたくない、もっとバレーがしたいという気持ちがあったからチーム全員、スタッフ全員で4セット目を取れたと思っています。

●笛木彰監督

3セット目には一方的な展開になってしまいました。サイドアウトが取れない、被ブロック本数が多い。この辺りが課題だと思います。練習から心配していたことが出てしまいましたね。相手は群馬銀行さん。こちらは挑戦者として臆することなくいこう、ということを選手に伝えて試合に臨みました。開幕戦だからとか、お客さんがたくさんいるからとか、そういう理由での気負いはチームに感じませんでした。普段通りのプレーが出せたと思います。何より戦力として大きかったのは吉里と前村(明里)です。この二人の移籍選手が攻守両面で活躍してくれました。

――昨シーズンは身長の低いアタッカーを揃えて守備力込みで勝負したのが特徴的でした。今シーズンは高さを意識したスタメンに思えました。

笛木:守備型のチームから攻撃型のチームに変えようと。そうするとやっぱりレシーブがウイークポイントにはなります。ここをレシーバーを活用して補うということを考えて臨みました。今のメンバーだったらキャツチさえ入ればサイドアウトが取れる攻撃力はある、と。

――セットの頭からレシーバーの前村選手を投入されました。かなり思い切った作戦ですね。

笛木:スタートのポジショニングで色摩(知巳)がバックライトに入ります。パスヒッターはどうしてもサーブの標的にされやすい。そのまま最低3回ローテーションするのであればいっそスタートからレシーバーを入れてフロントに上がったら変えようと。選手交代の回数もそれで1回減らせるかなと。状況によってはもう一回前村をレシーブでバックに戻す。もちろん交代枠を使い切って前村がフロントに来るようなことになったらいけないんですけども。そのフォーメーションは練習でやっていましたので前村にも色摩にも特別なことではなかったと思います。

――怪我から復帰した張心穆意選手のコンディションはどうでしょうか?

笛木:自分の見立てでは昨シーズンに比べて6割くらいの出来かなと思います。

――今シーズンのプランはどのようにお考えでしょうか?

笛木:1レグではまず勝ち越す事ですね。今シーズンはかなり星の潰し合いになるだろうなと。どこかがダントツに抜けているという感じはしないので、どこのチームにもチャンスはありそうですね。

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