2019-11-13 12:04 追加
V2リーグ女子開幕。高速コンビのルートイン「私たちがやっているバレーは通用する」 JAぎふ・佐々原和「怪我と付き合いつつエースとして引っ張る」
V2/V3 女子
第2試合 ルートイン 1(21-25、19-25、25-23、20-25)3 JAぎふ
■JAぎふリオレーナ
「気持ちであげてくれたボールなんでスパイカーも気持ちを乗せて打てます」
●佐々原和主将
初戦、絶対勝ってリーグ戦に勢いをつけたかったです。3セット目も本当なら取れた試合。ミスが多く出てしまったんですけど4セット目をしっかり一人ひとりの役割を果たしながら取れたので良かったと思います。
●唐川愛璃選手
リーグ初戦、これまでやったことのない相手との対戦でした。最初は緊張してしまって、うまくいかないところもあったんですけど後半につれてチームのいいところがたくさん出てきました。これを継続してやっていけたらいいかなと思います。
――佐々原主将に。昨シーズンは怪我で出場できず、悔しい気持ちもあったと思います。今シーズンの目標、試合での手応えなどを教えてください。
佐々原:去年だけじゃなくて私は一昨年も…2年間(ちゃんと)出れてなかったので。今年のリーグは怪我と付き合いつつなんですけど、出たからにはキャプテンとしてもレフトのエースとしてもチームを盛り上げて点数をいっぱい取ってみんなを引っ張っていきたいなと思っています。
――昇格に向けてチームの完成度は?
佐々原:今年のスローガンは「繋ぐ〜高みを目指す 〜」です。まだまだチームが100%ガチッと…みんなから認められるような、今のチームは固まってるね、まとまってるねと自信を持って言えるところまでにはなっていないと思います。シーズンは厳しい戦い、接戦も続くと思うんですけど、練習とか試合を経てもっともっと絆とか仲間意識とかを増やしていきたいです。昇格への戦いを勝ち抜けるチームを作っていきたいと思っています。
――JAぎふのバレーボールスタイルとは?
佐々原:スローガンが指し示すように「粘り」と「決め切るスパイカー」。粘って最後決め切る。絶対ボールを落とさないで決め切る。そういうスタイルだと思います。
――唐川選手に。新人でいきなり開幕セッター。スタメンで行くと聞かされた時はどんな気持ちでしたか?
唐川:正直すごい緊張したし、不安でした。開幕戦、自分があげて大事な試合に勝てるのかなっていう。でも、出させてもらっているからにはチームの勝利に貢献していかなけばいけないなという気持ちがありました。今持っている力を全て出し切って頑張ろうって思いました。
――トスの部分で心がけたことは?
唐川:チームにはいいスパイカーがたくさんいるのでそこにどれだけ打ちやすいトスを持っていけるかということです。丁寧にあげればあとはスパイカーが決めてくれるって信じていたのでそこを意識してやりました。
――自分はどういうタイプのセッターだと思いますか?
(唐川選手、しばし戸惑う)
佐々原:小さくてもネット際が強いですし気持ちを入れてトスを上げてくれる。とても心が強いです。こまめにコミュニケーションを取ってくれますね。気持ちであげてくれたボールなんでスパイカーも気持ちを乗せて打てます。すごくいいセッターだと思います。
●椿本真恵監督
3-0で勝たないといけないところ。ゲームの進め方、そういったのがスムーズにできない。今のままではまずいなと思っています。チームの仕上がりについても。怪我人も多かったのでチームらしいチームができていないな、と。センターが使えるかどうかは大きなポイントです。去年もサイドサイドの攻撃になっていましたから。今年は真ん中を使っていきたいところなんですがまだサイドに頼ってしまうバレーになってしまっています。スタートがどうであれ、ゴールはきっちりと決めたいと思っています。
――昨年は高さのあるセッター、本間真樹子選手でした。今年、唐川選手を起用した理由はミドルを使えるということなのでしょうか?
椿本:そうですね。本間がまだ調子が上がっていないところもありますが。これから本間もバンバン出てくる機会があるはずです。相手によりセッターも変えることができればいいのかなと思っています。
――ポイントゲッターの吉井奎乃選手を頭から使わなかった理由は?
椿本:今年から入った柳沼(優花)、唐川、吉井は…同期ではないのですけどみな同じ歳なんです。柳沼も唐川もVを経験させるということが大事。使って選手層を厚くできればいいのかなと。
――対戦相手ルートインの印象は?サマーリーグでも好成績を残してきましたが?
椿本:Vにいる以上はどのチームもいいチームだと私は思っています。今年はどこのチームも拮抗しているので足元をすくわれないようにしっかり勝ち星を挙げていけるチーム作りが大事だと思っています。試合をしてみてルートインさんは力を持っているチームだと確信しました。気を抜かずに最後までやっていけるようにしたいなと思っています。
――昇格を見据えての手応えは?
椿本:その時々の調子のいい選手を今日はこの子だというふうに組んでいければいいなと。それぞれのいいところを見極めながらできたらいいなと思っています。
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