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インタビュー

2020-05-11 08:00 追加

石井優希インタビュー(前編)「この期間をみんなで乗り越えていけるように、SNSなどを通じて発信できることをしていきたいです」

SV女子

──ファンの皆さんのために、個人的にもTwitterやInstagramで発信してくれていますが、チームとしてもインスタライブを始めて石井選手が第1回目の登場でした。初めての試み、いかがでした?

石井:友達とテレビ電話をする感覚とはまた違うので、話していても見られているんだと考えると、すごく言葉を考えちゃったりしました(笑)でも、やることでファンの人もすごく喜んでくれますし、うまくできたかはわからないですけど、発信できることがあるなら、やっていく立場でもあると思うので続けていきたいです。

──皆さんうれしかったと思います。

石井:いろんな人が見たよと言ってくれましたけど(笑)

──他のメンバーの回に遊びに行ったりしました?

石井:友達と電話してなければ、だいたい行っています。ずっとは見られていないですけど。

──野本(梨佳)さんの回を見たんですが、ほんと面白くて野本さんのイメージが変わりました(笑)

石井:リカ(野本)はすごくクールなイメージで会場とかでもあまり(本来の姿は)見せないですけど、実際はすごく明るくて、後輩や先輩にも愛されるキャラなんです。インスタライブをやったことで、新しいリカが見られたという人がけっこう多くて、その一人として私の親も、「リカちゃんってあんなにしゃべるんだね」って言っていました。

──言葉も方言そのまんまだからかわいいと思いました。

石井:お茶目な一面もすごくあるし、リカを知れば知るほど、もっとファンが増えると思います。

──そういう意味でもインスタライブいいですね。 知らない一面が見られて。

石井:そうなんですよ。マネジャー(吉田美貴さん)が引き出してくれてるんです。

──そうですね。吉田さん、いいMCです! こういう大変な時だからこそ明るく発信するのはいいですね。「#いまスポーツにできること」などのリレーもありますが、スポーツ選手としてできることはどんなことでしょう。

石井:バレーボールだけじゃなくて、「熱男リレー」みたいにいろんなスポーツで一緒になって盛り上げられたらいいと思いますし、スポーツだけではなくて日本全体としてのつながりもできたらいいと思います。今こういう時期だからこそ、日本が一つになって乗り越えていかないといけない。そのためにはSNSを通しての発信も力になると思うので、私自身もできることは限られますが、発信できることはしていきたいと思っています。

──活動再開まで、今の時期をどういう時間にしたいと思いますか。

石井:日本代表に選ばれるようになってからは長く休める時間がなかったので、そういう意味では体も休められていますし、時間ができたので、昔のよかった自分の映像を見て、今と体は違いますが、『若い時は、ここは逃げずに打ってたな』とか『なんでここでこういうプレーができたんだろう』など振り返っています。また、経験を得たからこそできるプレーもありますけど、今はできなくなったプレーもあるので、そこの振り返りをしながらイメージして、練習が再開した時にそれがプラスに働けばいいと思っています。

──早くボールを使って練習できるようになるといいですね。ファンの皆さんも待っていると思います。そういう思いで過ごしていらっしゃる方々にメッセージをお願いします。

石井:同じように自粛でストレスのかかる生活が続いていると思いますが、自分たちで乗り越えていくしかないですし、自分たちの努力や自粛生活をすることによってコロナも終息すると思うので、そこは協力しあっていきたいですね。コロナが終息するための行動というのが今は一番大事なことだと思うので、活動したい気持ちもありますが、そこはしっかりと抑えてみんなで日本中が固まって進んでいけたらと思います。アスリートは焦りもあるかもしれないですが、この期間はすごくいい時間でもあると思います。そして、終息した後にはまた新しくやれることもたくさんあると思います。この状況が1日でも早く終わるように、この期間をみんなで乗り越えていけるように、頑張っていきましょう。
(後編に続く)


写真:久光製薬スプリングス、堀江丈

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