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会見・コメント

2020-08-11 16:26 追加

バレー女子日本代表・黒後愛「五輪延期が決まった時は正直、絶望感はなかった。この1年で課題をクリアし、パワーアップしたい」(リモート会見全文)

全日本代表 女子

――代表に若い選手も増えてきました。そんな中、経験もあり、チームでキャプテンになった黒後選手は、代表でどんな存在になりたい、どんなことを心掛けてやっていきたいですか?

黒後:(年齢的に)まだ全然下ですが(笑)、ちょうど中堅くらいでもあるので、自分より年齢が下の子とコミュニケーションもとりながら、先輩方にどういうところをもってバレーボールをしているということも伝えられたらいいなと思っています。
心掛けていることは、やはり(チームメイトと)コミュニケーションのとれる関係でありたいと思いながらやっています。

――今シーズンから日本代表は荒木(絵里香)選手がキャプテンになりました。今回の合宿、ご自身も東レでキャプテンとなり、荒木「キャプテン」から感じたことなどあれば教えて下さい。

黒後:エリカさんはコートの中でもみんなを引っ張っていってくれる存在ですし、コートの中にいるだけで存在感のある方です。コートの外でも若手のメンバーにも話しかけてくれたりとか、たくさんコミュニケーションをとってくださるので、自分たちの方からもコミュニケーションをとりやすい環境をつくってくださっているなと感じています。

――東京五輪開催可否でいろいろな意見がでています。1選手として、どのように思っていますか?

黒後:東京オリンピックに向けてチーム全体で頑張っているので、(オリンピックは)あるということしか考えていません。

――黒後選手の将来の夢を教えてください。

黒後:オリンピックでメダルをとることです。

――石川選手を参考にしているというお話もありましたが、逆に「私、ここなら負けていない」という部分はありますか?

黒後:相手を吹き飛ばすパワースパイクは負けないようにしたいです。

――石川選手からは何かアドバイスをもらいましたか? 覚えているやり取りがあれば教えてください。

黒後:私がよく「速打ち」というよりは、空中でタイミングをずらす、ひとつ溜めて打つということをよくしがちなのですが、それをブロックに止められたことがあり、その時にマユからアドバイスをもらったことはありました。

――自粛期間で実家に帰り、(大学でバレー部の監督をされている)お父様から何か助言などありましたか? またお母様に教わった料理で、自信をもってできるといえるものは何でしょうか?

黒後:父からの助言…あったかな? すみません。きっとしてくれたと思うんですけど、覚えてないです(笑) バレーの話はしたと思います。
母から教わった料理は、豚汁を作ったんですけど、その具材が独特だったみたいで…。できあがった写真を小幡(真子)選手に送ったら、「え、豚汁ってそれ入れるの?」みたいなツッコミをいただきました(笑) 確か豆腐だったと思うんですけど、「豚汁ってお豆腐入れるんだっけ?」って言われて、ちょっと焦りました(笑)
(※編集部注:地域や各家庭により、豚汁に豆腐を入れる派と入れない派がいるようです)

――コロナや災害で大変な思いをしている人も多くいますが、そうした方にバレーを通してどんな姿を見せたいですか?

黒後:コロナや災害で大変な思いをしている方々がいる中でバレーボールができるという感謝の気持ちをしっかり持ちながら、ひとつのことに向かってチームがひとつになり、ボールを必死で追っている姿や、1点に対して熱くなっている部分を届けられたらいいなと思っています。そして、その姿を見て、元気になってもらえたらいいなと思います。


写真:FIVB(2019年VNLより)

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