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会見・コメント

2020-10-05 13:41 追加

トヨタ車体・荒木絵里香「目標はチーム初優勝。さらに五輪につなげていける戦いに」2020-21V.LEAGUE V1・V2女子開幕記者会見(質疑応答全文)

2020-21V.LEAGUE V1・V2女子開幕記者会見(質疑応答全文)

SV女子 / V女子

 10月2日にオンラインで開催された2020-21シーズンVリーグ開幕記者会見の嶋岡健治Vリーグ機構会長、V1・V2女子選手へのメディアからの質疑応答のコメントをお届けする。

■嶋岡健治Vリーグ機構会長

――1か月に一度定期的なPCR検査を選手、スタッフ、審判員に実施するということですが、仮に陽性者が出た場合の対応は?

嶋岡:陽性者が出た時点での判断はあくまで保健所にジャッジをいただくということが付加されると思いますので、その時点でチームに何人陽性者が出たかというようなことと、濃厚接触者の扱いというようなことをジャッジしてチームと連携を取りながら進めていきたいと思っております。

――もし濃厚接触者が何人か出て、試合ができないと判断された場合はその試合はどういう扱いになりますか? 延期、不戦勝、不戦敗などになるのかを教えてください。

嶋岡:今のところ、その想定については代わりの時期が取れるところのタイミングでは再試合、別のところで開催させていただくという準備で進めていければと思っております。ただ、時期的にどういうタイミングで出るかわかりませんが、今のところは別の時期に開催をする準備をしていくように考えております。

―― Set To Tomorrow”というテーマが発表されましたが、どのような思いを抱かれていますか?

嶋岡:このリーグのひとつのロゴでございまして、 我々としては「つなぐ」 ということがバレーボールで非常に大事な要素であるということを何とか打ち出したいと考えました。つなぐということはイコールセット、トスということにもつながるかと思いますけど、そういう意味ではこの言葉には次の世代、または次のところへつないでいくという、いろんな思いを込めてこの言葉を選ばせていただきました。今シーズンはこういうことを意識してやっていければと思っています。

――観客数について、以前、定員の50%を上限とするいう発表がありましたが、その後、ホームゲームを無観客で行うと発表するチームも出てきました。その判断は主催者側に委ねるということでしょうか?

嶋岡:コロナ禍において、密を防ぎながらお客様に来場いただくためにチームと相談しながら50%を上限という方針としました。そうはいってもさまざまな事情から最悪リモート、無観客でやらざるを得ない場合もあります。それはチームの判断に任せるという形でチーム側と連絡を取りながら進めています。

――万が一、感染が拡大し、リーグを中断しなければならなくなった場合の順位はどのような形で決定することになりますか?

嶋岡:リーグの成立条件というものを設け、去年までは全体の75%まで試合が終了していれば成り立つというふうにしていましたが、今年は50%ゲームが消化できればリーグが成立すると。その時点で成績、並びに個人賞の部分についてもゲームが成立したということで決めていくという形に変更させていただきます。
そこまで達しないということは我々は考えたくはないのですが、もしそうなった場合は順位もつけられない、リーグも成立していないという判断になると思います。ただ、我々としては50%は何としてでもクリアして、最後までこのリーグを開催し、完結させるということでチーム側、開催地の協会の方々、機構の三者が一緒になって最大限の努力をしていきたいと思っています。

――昨シーズンのように入替戦が中止になった場合の昇降格は?

嶋岡:改めて昇降格については入替戦を必ず実施した上で決定するというルールを設けましたので、V2の入替戦出場チームがS1ライセンスを持っている場合は無観客試合を含め、シーズン内に入替戦が実施できるように、できる限りそれに向けて努力をしていく方向で考えています。

――埼玉上尾の監督がまだ来日できていないということですが、外国人スタッフ、選手が合流できているチーム、できていないチームがどのくらいあるのでしょうか?

嶋岡:今年の選手やその家族、監督、コーチを含め約45名くらいの外国籍の方々が日本に入国するための手続きを取りたいと各チームから連絡がきております。スポーツ庁、外務省などいろいろな関係省庁と手続きの簡素化などを含め、いろいろな形で協力をいただきながら交渉をしましたところ、今日現在で45人中、連絡がうまくいかないなどの問題のある人は5名にまで減っています。残りの40名はすでにチームに合流している選手もいますし、入国後14日間の隔離中の人もいます。また、現地にいながらフライトを待っている人もいて、チーム間で温度差が出ていることは事実です。
でも、もう少し時間が経てば、先ほどお伝えした40人は手続き上入ってこれる条件になります。もちろん、入国に際しての手続き等、いろいろな約束事を守りながら進めていくということになります。時間がかかるかもしれませんが、残りの5名についてもいろいろな省庁を通じて、今確認をしているところです。

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