2020-10-29 19:59 追加
上場雄也(つくばユナイテッドサンガイア)11シーズンぶり復帰のチームとの『変革』
古巣復帰で再出発
V2/V3 男子
2020年5月6日。
例年その時期に開催されているはずの黒鷲旗が、新型コロナウイルスの影響で中止となり、緊急事態宣言が日本全国に出されている状況下、V.LEAGUE DIVISION2(V2)男子のつくばユナイテッドサンガイアは、昼に5名の選手の退団、夕方、3名の選手の入団をチーム公式サイトで発表した。
入団選手3名の中に、以前、2009-10シーズンまでこのチームに所属していた、上場雄也(あげばゆうや)の名があった。
上場は千葉県松戸市出身で現在37歳。身長191cm、左利きのオポジットとして、高さのある鋭い攻撃を身上とする。
中央学院大学卒業後、東京ヴェルディを経て、2008-09シーズンにつくばユナイテッドサンガイアに加入した。2009年12月、香港で開催された東アジア競技大会で、初めて国際大会を経験し、翌2010年には日本代表選手に選出された。
つくばには2シーズン在籍したが、2010年の代表強化合宿参加中に退団を発表、チャレンジマッチを勝ち上がりV・プレミアリーグ(現V.LEAGUE DIVISION1)に昇格したばかりのFC東京へ移籍した。上場はFC東京移籍後、2010年中国・広州でおこなわれたアジア競技大会、2011/12ワールドリーグで代表選手としてのキャリアを積んだ。
2012年にFC東京を退団し、以降はビーチバレーにその活動の場を移した。2013年には公募によりビーチバレー強化指定選手に選出された。インドア選手としても千葉ゼルバ(現V3リーグ)に所属したが、メインはあくまでもビーチであった。
上場はビーチバレー選手として、東京五輪を目指し活動を続けていたが、2019年7月、マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2019第3戦沖縄大会において、スポーツマンシップの精神に反した態度でプレーした。この件について、日本バレーボール協会から謝罪文が掲示され、本人が反省の念を示した上で、以降の強化指定および当面の大会参加を自粛する旨が伝えられた。そして、上場はビーチバレーの舞台から姿を消した。
参考:JVAリリース「マイナビジャパンツアー2019第3戦沖縄大会」について
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