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会見・コメント

2020-11-13 19:52 追加

パナソニック清水邦広「今季はサーブのスピードにこだわっている」ティリ監督「Vリーグは過小評価されている」

V1リーグ 男子

●ティリ監督
今日のゲームは昨日とほぼ同じものになってしまいました。でもうちは昨日よりもパフォーマンスが、アタック効果率が悪かったです。アタックに問題がありました。しかし1セット目と4セット目に関しては、勝利のために戦えていたと思います。特に4セット目はアタックも良くなっていてカムバックできていたんですが、クビアクが途中で怪我をしてしまって、チームが動揺してしまいました。

でもそうした自分のチームの選手たちの魂や精神面を見ることができてよかったです。私たちは負けてしまいましたが、サントリーはとてもとてもいいチームだったので仕方なかったです。

――クビアク選手が怪我をされたようですが、現時点でわかっていることがあれば教えてください。

ティリ:2,3週間前に彼は練習中にふくらはぎにちょっとした痛みを感じて、チェックしたとこと異常はありませんでした。更に先週にも2回同じ痛みを訴えていました。そして今日も。おそらく大丈夫でしょうが、まだ詳しいことはわかっていません。彼は今病院に行っていて、私たちはまだ情報を待っている状況です。

――昨日の敗戦を受けて、今日はどういう形で試合を組み立てていこうとされていたのですか。今日は敗戦の中でも若手の活躍というポジティブな面も見られたと思いますが、これについてはどう考えていますか。

ティリ:昨日の試合を受けて、今日はムセルスキーのポイントは気にしない、彼は昨日50%以上のアタック決定率でしたので、ムセルスキーは気にしないで、他の選手に注意を向けることを支持しました。その点はよくできていました。ディフェンスも同じくらいに良かったですし、アタックのコンビネーションも良かったです。ただ、ディフェンスのあとにそれを得点にすることができませんでした。例えば最後の第4セットでも、うちは6回ものアタックを直接得点に結びつけられませんでした。サントリーのようないいチームにはこれでは勝てません。この点を改善するべきです。

でも私は選手たちに言いました、君たちがやったことを誇りに思う、と。自分たちはスタートこそ良かったですが、2セット目はサントリーが強すぎて敵わず、3セット目は壊滅的になりました。しかしその後私が若い選手を投入するとドカーン!と彼らは息を吹き返し、また戦える状態に戻って望みを繋げました。そして4セット目には、経験のある選手も含めてみんながまた戦える準備ができていました。でも短すぎました。私はこのスピリットが好きですし、チーム全員が良くなっていくのが好きです。自分たちはうまく行っていると思うので、シーズンの最後まで成長し続けることができると思いますし、それをとても楽しみにします。
あともうひとつ付け加えたいのですが、今日の試合でサントリーは55%のアタック決定率、16本のブロックでしたが、うちは38~40%のアタック決定率で、6本のブロックでした。それでも4セット目までいきました。つまり、試合中に自分たちに何か問題があったとしても、私たちは常にカムバックする方法を見つけ出せるということです。だから今日も私は彼らを称えたんです。

――昨日から永野選手を起用されている理由と彼の評価を教えてください。

ティリ:昨日の試合で、伊賀は60%のサーブレシーブ成功率でしたが、永野は90%でした。これは大きな違いです。彼はいいパスを多く供給してくれますし、よく声を出してくれます。コートには話せる選手が必要です。伊賀もこれまでいい仕事をしてくれていましたが、永野の方がちょっとサーブレシーブの面で優れています。普通の判断をしただけです。昨日も今日も彼はチームに多くものをもたらしてくれました。伊賀にはもう少し声を出したり、レセプションの練習をさせようと思っていますが、すぐ板につくかはわからないです。

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