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会見・コメント

2020-11-23 19:00 追加

東レ・黒後愛「今日の試合は全集中常中がチーム全員でできました」、石川真佑「サーブは強弱、コースを変えて少しでも崩そうと意識している」V1女子記者会見

SV女子

●黒後愛主将

 今日の試合は、どんな場面でもチームとして攻め続けることをテーマに入った試合でした。本当に一人ひとり意識してできた試合だったと思います。1本に対して「全集中」でということを監督から言われていたので、「全集中常中」がチーム全員でできました。

●石川真佑選手

 今日の試合は出だしから自分の流れを作ることができて、最後まで気迫のあるプレーだったり雰囲気を作れていたので良かったなと思います。

――石川選手に。以前に比べてサーブを強くした理由と現在までの手ごたえは。

石川:昨年のワールドカップを終えて、男子の試合を見てサーブの重要性は凄い思いましたし、そこで少しでも相手を崩せるようなサーブを打ちたいなというのがあって、昨シーズンからサーブを変えるようになりました。昨シーズンよりミスは減ってきましたが、今シーズンも安定していないことがあって、今週の初めから少しでも安定させようと意識してやっていたので、良かったと思います。

――1本1本サーブに強弱、コースを変えており、サービスエースをとっても別のコースを狙っているように見えた。目先を変えることをより意識しているのか?

石川:自分の中でも得意なコースはありますが、そこばかりになってしまうと相手も対応してきてしまいますし、そこを少しでも崩そうということで意識をしてる感じです。

――今シーズン試合に(フルセット)出続けていて試合の中で調子の上下があると思うがその中で注意していることはあるか。

石川:自分が良い時悪い時があり、それが課題だと思うので、このプレーではダメだけれども違うプレーでチームに貢献しようというのを意識してやっています。

――新型コロナの感染者が増えて、リーグが続くかどうかわからない状況でモチベーションとなっているものあるか?

黒後:これからシーズンどうなるかわからないですし、「これからどうなるのか」と考えることはありますが、今自分たちにできることというのは「目の前の試合を気持ちを込めて戦うことだと全員が割り切れているのではないか」と自分自身に言い聞かせている部分もあるし、何よりも一本一球に対し自分たちが必死に食らいついている姿を見ている方に届けるのが私達のやるべきところなので、そのことだけに目を向けて今頑張っていきたいと思います。

――対姫路対策で一番意識したところと3-0に繋がった一番の理由は?

石川:相手のサイド選手でカチ上げてくる、ブロックに当てて出してくる選手が多かったので、そこで後ろの守り方だったり、ブロックとレシーブの関係を個人的に重要視していましたし、拾ってくるチームなので、自分たちも粘り負けしないようにというのが(チームの)決め事でした。

黒後:姫路さんは粘り強いディフェンスが自分の中で印象的で、チームとしても拾ってつないで粘ってというふうに言われていたので、そこに対してのオフェンスというのは意識していました。オフェンスは自分たちの強みなので、ディフェンスの強い姫路さんに自分たちがどれだけブレずにオフェンスし続けられるということは重要視していました。また、何回も何回も拾われる場面が想定される中で、1回打った中の次の展開への頭の切り替えだったり、細かい動きの部分も監督から言われてきたので、そこを意識していました。

――ここまで開幕から負けなしで来ていますが、勝ち続けている理由はキャプテンから見てどうか?

黒後:一本一球に対してどれだけ考えているかということが勝利に繋がっているのではないかと思います。それは試合だけではなくて日々の練習の中でも一人ひとりいろいろな考え方をもって練習に取り組んでいるから、試合でこういう結果が出ているのではないかと思います。

写真:黒羽白

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