2020-12-15 21:28 追加
JT・小幡真子「調子が悪い時もできることはあるとみんなに話した」、デンソー・井上琴絵「チーム全体のディフェンス力をもっと高めたい」 皇后杯準決勝選手コメント
皇后杯準決勝JT対デンソー 囲みコメント
SV女子
12月13日に武蔵野の森スポーツプラザにてリモートマッチで行われたバレーボールの令和2年度皇后杯ファイナルラウンド・準決勝第1試合・JT対デンソーの試合後の選手コメントをお届けする。
JT 3(21-25、25-22、25-27、27-25、19-17)2 デンソー
■デンソーエアリービーズ
●鍋谷友理枝選手
勝てた試合だったと思う。最後に取りきれなかったのは自分も含め、気持ちや技術の部分をチームとしてもう少し積み上げていかなければならないところが試合に出てしまった。 この負けを次のリーグに活かしていかなければならないと思う。
――試合の後半、サーブレシーブで苦しんでいた?
鍋谷: 試合の前半は足がよく動いていたのでサーブレシーブも取れていたが、 隣の選手との関係など自分の中でも迷いが生じて、ちょっとした部分の気持ちの変化でサーブレシーブが崩れてしまった。そこはもっと詰めていかなければならない部分だと思う。
――JTを相手に勝てる試合をできたことは、次のリーグで戦うときの糧になる?
鍋谷:ドルーズ選手が得点源で決められることも多かったが、対応できているところもあった。そういう部分は2レグにつながる良い収穫だったと思うので、次の対戦に向けてのデータとして蓄積できたらと思う。
――ドルーズ選手のスパイクをかなり拾えていたが対策でうまくいった部分は?
鍋谷: ブロックとディグの関係を練習でもよくやっていた。プラマー(キャサリン)が前衛の時にドルーズ選手とマッチアップとなるが、ライン方向にあまり打たせないこと、そしてクロスを拾うという対策をしていた。 クロスに決められた場面もあったが、拾えてワンタッチを取れた場面もあったので、そこはやってきたことがうまく出せた部分だと思う。
●井上琴絵選手
チャンスはたくさんあったが、点数を取りきれなかったり、拾いきれなかったりしたところですごく悔しい試合だった。
――鍋谷選手がドルーズ選手の対策ができていた部分もあったと話していたが、井上選手から見てどうだったか?
井上:コースを広く打ってくる選手で、決定力も高いので、対策をしてきたのが効いていて、ディフェンスをするところまではよかったが、そこからトランジションで決めきる形が作れずに相手に切り返されるケースが多かった。 もうひとつ時間を作ったり、ボールコントロールをしっかりして、 決めきれるような形をもっと作れたらよかったと思う。
――ご自身のプレーの自己評価は?
井上:もう少し拾えるボールがあったし、そこをもっと拾っていかないと勝っていけない。自分が拾うのはもちろんだが、 相手が自分を避けて打ってくることが多いので、 隣にいる選手や前のブロッカーなどに相手がしてくることを伝えながら、自分だけではなくチーム全体としてもう少しディフェンス力を高めていきたい。
――相手側が小幡(真子)主将を中心にチームを鼓舞していたが、それについてどう感じたか?
井上:そこについては意識してなくて、相手のことよりも自分たちがやってきたことを確認しながらプレーした。
――今年の振り返りと来年の抱負は?
井上: 今年はバレーボールができない時期も長かったので、 改めてバレーボールができることの幸せを感じる。 大変な中でもリモートで見てくださるファンがいたり、 リーグでも応援に駆けつけてくださるファンの方々もいて、 そういう人たちに支えられて自分たちもプレーができていると思う。 チーム自体は勝ったり負けたりで苦しみながらの試合が多いが、 結果を出して応援してもらえるようなチームにしていきたい。 2021年も1戦1戦自分らしさを出しながら頑張っていきたい。
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