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インタビュー

2021-01-05 07:30 追加

東レ・藤井直伸「僕もキャプテンのつもりで引っ張っていく。代表で仲がいいのは西田とマサ」インタビュー

SV男子

――後輩に藤井選手が積極的に声をかけたりムードメーカー的な働きも見られたが、中堅選手となって意識は変わったか。

藤井:下の選手が多く入ってくるにつれて、いろんな責任だったり、やらなきゃいけないことが増えてくると思うんですけど、まずは自分自身のプレーをしっかりするっていうことが一番大前提にあると思うので…。
そういった中でも、僕も通ってきた道ですけれども、最初にコートに入る時になかなか慣れない時は、結構緊張したり難しいところもあると思う。いろんな選手がいるんで、その選手の気持ちになって「どんな言葉をかけてあげたらいいのか」とかって考えながらやってますかね。

――例えばどんな言葉を。

藤井:(峯村)雄大とかだったら元気づけるような言葉かけてあげたりとか、将馬だったら本当に入ってすぐだったりもするんで優しめの言葉だったり…。「好きにやれ」とか「自由に」という言葉のほうが大事なのかなって思ったり…。李さんは言われたら気にするタイプだからなとか、結構…気を遣いながら声をかけてます。

――昨季印象に残った試合は。

藤井:全部の試合…勝てなかった試合って結構印象に残るんですよね。今シーズンは結構印象に残ってる試合多いかなっていう感じはしますかね。なんだろうな…。一番はやっぱりパナ(パナソニック)にフルセットで負けた試合っすかね。(東京で1回、パナアリで1回)フルセットで負けた試合は結構印象に残ってますかね。ジェイテクトもJTもそうですし。

――昨季は惜しい勝ちきれない試合が多かったと思うが、勝てるか勝てないかの差はどこにあると考えるか。

藤井:やっぱそこは気持ちの部分も大きいと思います。単純にネガティブになってたわけじゃないですけど、最初とか勝ちきれなかったことで、自然とそういうふうになったのかなと。スポーツってそういうところもあると思うので。

これが個人競技だったらまた違うのかもしれませんけど、スポーツでこうやってやってる中でそういうのって伝染していくのかなって思った部分もあるので、それを変えれるような選手でありたいって今シーズンは思うところもあります。気持ちの部分から、ミスにつながる部分もあると思いますし。最初はやっぱりそこなのかな。「絶対に勝ち切らないといけない」って強く思う気持ちと、それに技術は比例していくのかなって。そこの差だったのかなって実際、去年は。あとは、勝とうと思ってたのかな…みんなそう思えてなかったのかなって思う部分はありますね。

――笑顔の印象が強いですけど緊張することはあるか。

藤井:緊張しますよ!(笑)

――どんなときに。

藤井:結構ずっと緊張してますよ(笑)。緊張感を持ちながらやってます。
…結構普通に緊張してますよ、僕は。みんながどのくらい緊張してるかわからないっすけど。いい緊張感でやれてるのかなって。まあ、めちゃめちゃ緊張することはないですけど緊張はしますね、普通に。

―ー藤井選手のサーブで崩す場面が多かったが、サーブを打つときはどんなことを考えているか。

藤井:向こうの弱いところだったりどういった戦術をとってくるのかなとか。
こっちのブロックのサインだったり、一瞬で考えることは多いですかね。やっぱり点数と向こうのローテーションが、一番最初(に考える部分)ですかね。
今はちゃんと攻められる場面なのかとか、ある程度入れてったほうがいいところなのか、とか。

――アタッカーとのコミュニケーション。藤井選手の場合はMBとのコンビの印象が強いが、意識していることはあるか。

藤井:なんですかね…その人の得意なパターンだったり…それは一番最初に考えますかね。打ちやすい・打ちにくいあると思うんで。その人の強み弱みっていうのを考えながら、あとは話してコミュニケーションとるしかないっすね。

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