2021-02-12 11:57 追加
日立・上坂瑠子「1本目を返してチームの流れを作っていきたい」、窪田美侑「この負けも必要なものだったと思えるように」 V1女子会見
SV女子
●多治見麻子監督

レギュラーラウンドも終盤、(順位決定方式が変更になって)勝率での争いになっています。順位決定戦で上の枠組みに入るためにひとつでも多くの勝ち星をあげたい。JTさんは去年優勝したチームですし、少しでも自分たちがやりたいバレーができたらと入りましたが、最後の点数を取れないという課題が出てしまいました。そこを決められるチームになるという目標を引き続きやっていきたいなと思っています。
――今日の勝敗を分けたポイントは?

レフト線ですね。ハウィはまずまず得点を取れていたんですけど、上坂(瑠子)と長内(美和子)でなかなか点数が取れなかったというところが相手との差になったかなと思います。ただ、相手の得点源のドルーズを抑えられたところはありました。先週まではライト方向からの攻撃が少なかったので、今週は野中(瑠衣)を含めて打数も増やして決めていこうと準備してきました。そこは今日、良かったのかなと思います。

――セッターを小野寺(友香)選手から雑賀選手に代えたのは?
多治見:小野寺とミドルがちょっと合っていませんでした。そこの部分でリズムを変えたいと思い、メンバーチェンジをしました。
――芳賀主将を起用する時間が増えています。プレーで期待していることは?
多治見:芳賀は昨シーズン最後に怪我をしてしまって。今シーズンはリハビリから始まってゲームができる形まで持ってきました。1レグはなかなか試合に出られない状況でしたが、チームの中でやるべきことを周りから支えてくれました。コートの中での選手同士の会話、戦術の話だったり、こういうときはこうしようということを芳賀が中心にまとめてくれていました。ここにきて芳賀のコンディションも上がってきましたので、タイミングを見ながら使っていきたいなと思い、今日は使いました。

――入澤(まい)選手のサーブが良くなっています。プレー全般の評価はどうでしょうか?
多治見:シーズン序盤は自分の思い通りに動けないところもありました。年明けくらいから相手を見たブロックなどができてきましたね。今までは自分で自分の良さを掴めていないようでしたが、練習や試合の中で経験しながら自分の良さというのを感じ始めていて、それが自信に繋がって動けるようになってきているのかなと思います。試合を通じて伸びてきている。でもまだまだだと思います(笑)。彼女のポテンシャルはこんなものじゃないと思うので。

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