2021-02-18 17:39 追加
群馬銀行・松尾奈津子「もう一度Ⅴリーグでやりたかった」、大野石油・鈴木輝監督「北川海育はチームを背中で引っ張ってくれる」 V2女子会見
V2女子 群馬銀行対大野石油 会見コメント
V女子
2021年2月14日にヤマト市民体育館前橋(群馬県)で行われたV2女子リモートマッチの記者会見コメントをお届けする。
群馬銀行 3(28-26、25-20、25-20)0 大野石油
■群馬銀行グリーンウイングス
●坂本陽菜副主将
今日はスタメンではなく、どのタイミングで出場するかわかりませんでしたが、参加できなかった試合のことや、今こうして試合ができることに対する思いを感じて待機していました。みんなも体力的に戻っていない部分があって苦しい状況でしたが、その中で自分には何ができるかを考えて、プレーで表現しました。
●田中瑠奈選手
この試合はホームゲーム。私たちはしばらく練習ができませんでしたし、緊張も不安もあって、いったいどうなるのかなという気持ちもありました。少ない準備の時間ではありましたけど、全員でこの試合に向けて頑張ったことが結果に出ました。次の試合にもつながる試合だったと感じています。第1セットは自分たちで慌てた部分がありました。第2、第3セットはサーブで攻めることができて、リズムが取れました。また次の試合でも活かしていきたいと思います。
●松尾奈津子選手(山梨中央銀行より1月移籍加入)
スタートからリズムを作ることを意識していました。久しぶりの試合ということもあって、自分自身に余裕がありませんでした。落ち着いてプレーできなかったので、修正するところは修正して、次の試合に向けてやっていければと思います。
――新加入の松尾選手に。このチームで初めての試合になります。プレーの自己評価は?
松尾:高さのあるミドルがいるので、序盤からミドルを使いたいと考えていたのですが、使うべき場面で思うように使えなかったことが多かったと思います。
――持ち味を出せた部分は?
松尾:ミドルにかけてサイドに振る、しっかりパスが返った時のサイドへのトスだったり、(コンビが)絡んだ時のトスは良かったと思います。そういう場面をもう少し多く作っていけるようにできたらと思っています。
――田中選手へトスを集めたのは?
松尾:この場面で上げれば絶対決めてくれる、ここで1点を取ってほしい、と考えて上げていました。
――チームとのコミュニケーション面は?
松尾:合流してから(活動自粛などで)十分な会話もできない状況でした。コンビの面で不安があったのですが、少ない本数でも練習からしっかり合わせていこうと思っていました。
――まだまだこんなもんじゃない、という監督からの期待も感じます。これまで培ったセッターとしての強みは?
松尾:今日はできていなかったので反省点になりますが、ラリーの中で相手をしっかり見てトスを上げるということです。相手のブロックの状況を見て1枚の方に上げていく、ミドルを使いながらサイドに決定打を打たせるトス回しが自分の強みだと思っています。この試合はラリー中にそこまでの余裕がなかったと感じています。2段トスによるつなぎの部分でも、もう少しスパイカーを打たせるところに持っていけたな、と。
――仙台ベルフィーユの一員としてVリーグを経験しています。リモートマッチにはなりましたが、Vの舞台に戻って来て感じるものは?
松尾:仙台のチームが解散した時から、もう一度Vリーグでやりたいとずっと思い続けていました。この舞台でプレーできたことはすごく嬉しかったです。今日はその気持ちをコートでしっかり表現しようと思いました。
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