2021-02-21 10:00 追加
WD名古屋・小川智大「パナソニックさんのサーブのクォリティが良かった」山田脩造「ショートサーブに苦しんだので、明日はそこを対策したい」
WD名古屋会見
SV男子
バレーボールV.LEAGIE DIVISION1MEN 2月20日大阪府枚方市パナソニックアリーナで行われたパナソニックパンサーズ対ウルフドッグス名古屋の試合後記者会見をお届けする。2位のパナソニックと3位のWD名古屋との直接対決でもあり、ポーランド代表主将のクビアクと今季から名古屋に加入したポーランド代表オポジット(世界選手権MVP)のクレクの対決でもあり、重要な試合であった。
試合は、各セットとも僅差だったものの、3-0でパナソニックがストレート勝利。
■ウルフドッグス名古屋
●小川智大(リベロ)
パナソニックさんは非常に強い相手で、サーブのクォリティがかなりいいという印象でした。それに対して、僕らのレセプションからのサイドアウトが効果率がすごく低かったのが、負けた要因だったと思います。
――先程「パナソニックのサーブがいい」と言われました。現在パナソニックはチーム別サーブ効果率が1位。受けてとして、どんなところが取りにくいのか。
小川:前衛の選手のスクリーンと別のところに打ってきたり。それは多分ティリ監督の指示だと思うんですけど。その指示を実行できる力というのがパナソニックの選手には備わっている。
個人的には、とりにくいというのはない。うしろ3人もそう思っていると思います。
ただ、セッターが上げにくい、個々からのボールは上げにくいコースにサーブを打ってくる。
――天皇杯では対戦してますが、リーグでは初めての対戦でした。まだ3戦残っていますが、ここからどう修正しますか?
小川:天皇杯のときは主にポジション1の僕がレセプションするところに多く打ってきたのでサイドアウトは取りやすかったんですけど、今は色んなバリエーションで売ってきた。
今はサーブレシーブが僕らが戦っていくポイントになる。
あとはサーブですね。サーブの効果率が低い。僕らのサーブがいいときは、パナソニックさんはしっかりキープして、オポジットの清水さんが打ち切る形だと思っているので、そこを僕らはどうやってトランジションをとりきるかというのが修正点になると思います。
●山田脩造
今日は1、2セット目は結構追っていく展開。うちがちょっとうまくいかなかった。落としてしまって、3セット目は結構いい感じで入れたんですけど、パナソニックさんにすごくいいプレーがあって、逆転して負けてしまった。
僕らからすると、もっとよくできたなという部分が結構あったので、明日それを改善して臨みたいとおもいます。
――言われたように、3セット目は中盤までリードされていました。何がポイントで逆転を許してしまったのでしょうか。明日に向けてどう修正するか。
山田:流れのスポーツなので、相手もすごくいいバレーしてきて、うちがついてくという形じゃなくて、同じく攻めていくっていう精神状態といいプレーが続いてちょっと先に出れたのかなと思います。
逆転された要因は、正直良くわからないんですけど、僕が思うのは、向こうのブロックディフェンスがより良かったのかなと思います。うちがレシーブして、ディグしてトランジションアタックが決まらなくなってきた。逆転された要因と個人的に思います。でも紙一重でした。そこを詰めて。明日に関しては、向こうのショートサーブにうちは苦しんだので、対策もしてきたつもりなんですけど、クォリティ高いサーブを何本も打たれて、それに対応ができなかった。明日はそれを1本でも返せるようにしたい。
同じカテゴリの最近の記事
- 埼玉上尾・メイレレス美帆、サラ・ロゾを語る「常に謙虚、感謝の気持ちを忘れない選手。通訳の私も試合を楽しめています」 SV女子 [SV女子] / 2025.01.31
- ”わたし”を見つけたAstemoリヴァーレ茨城・高間来瞳「トライの繰り返し。そうやって自分は成長していく」 [SV女子] / 2025.01.28
- 東京GB・後藤陸翔「速いバレーボールスタイルに対して突き通す心がなかった」 SV男子会見 [SV男子] / 2025.01.18
- ヴォレアス・池田幸太「僕自身としても今回バックアタックのバリエーションをいろいろ増やした」 SV男子会見 [SV男子] / 2025.01.17
- 吉永有希、笠井季璃、中村悠。若手が躍動するクインシーズ刈谷。「車体」の魂は継承されゆくか [SV女子] / 2025.01.13
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.