2021-02-23 18:06 追加
東レ・黒後愛「チームスローガンの『氣迫』を1点目から出せた」、デンソー・工藤嶺「相手の決定力あるサイドに自分たちが対抗できなかった」 V1女子セミファイナル会見
V1リーグ 女子
■東レアローズ
●越谷章監督
今日のゲームについては正直、どちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。うちも出だしは毎セットともそれほど良くなくて、でも、サーブできっかけを作れたのは大きかったのではないかと。そこで直接得点や崩れたボールを得点につなげるなど、少し有利な展開にできたのではないかと思います。
あとは今日、クランが得点も決定率もよくない中で、いつもだったらそこに集めて自滅する展開になるのですが、小川(愛里奈)を使ったり、石川や黒後、特に黒後が踏ん張ってくれたことが大きかったのではないかなと思っています。
●黒後愛主将
今日の試合は決勝につながる本当に大事な1戦でしたが、 チームみんなで今シーズンの目標(スローガン)である『氣迫』というのを1点目から全力で出したから勝ち切れたなと思います。
●関菜々巳選手
今日は後がないという試合の中で、 みんなそれぞれいろいろな思いがあり、でも、チーム一丸となってストレートで勝てたことがすごく良かったなと思います。
●石川真佑選手
今日の試合は1セット目からスタートもいい入りができていたし、自分たちもしっかり攻めることができたと思います。これを明日につなげて、今日と同じように明日もいい展開ができるように頑張っていきたいと思います。
――黒後選手と関選手に。2年前も決勝を経験していますが、当時は2年目、1年目の若手で、そこから2年経験を積んだ今、決勝を迎える上での心境の変化はありますか?
黒後:2年前は入団2年目でポジションもレフトだったので、そこの違いはすごくあるなと感じています。当時も若いチームで、勢いをプレーに乗せたからこそ決勝の舞台に立てたという感覚がありました。今シーズンも気持ちの部分はその時と一緒だなと感じています。
関:私は1年目だったので、何もわからず、がむしゃらにやっていて、今年は先ほど決勝へのチケットを掴んで、1年目よりは少し周りが見えて、余裕を持って、今この場に立っていられるかなと思っています。
写真:堀江丈
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