2021-02-26 08:00 追加
アメリカ女子バレー、プロリーグ発足 毎週ドラフトでチームの選手が変わる!?
Others
■チームの勝敗だけではなく、より個人成績に重点が置かれる
ではアスリーツ・アンリミテッド独自のバレーボールのルールを見てみよう。
4チームで合計44人が1都市に滞在し、チームごとのホームタウンがない。週に3試合、5週間のリーグ。1チームは11人で、これは人数を少なくし、多くの選手に出場機会を与えるためだ。選手の給料は、基本給が1万ドルで、それにチームの勝利や個人成績のポイントによりボーナスが付くと最大5万ドルになる。獲得ポイント上位の4選手がキャプテンになり、毎週ドラフト会議をして、自分のチームの選手を選んでいく。つまり毎週、チームのメンバーが混ざって新しいチームになる。
試合は連戦による体の負担を軽減するために、3セット制。2-0となった場合でも、もう1セット戦う。今回はコロナウイルスの流行のため無観客試合だが、試合は大手テレビ局の他、YouTube、フェイスブックなどでも配信される。
個人成績のポイントは従来の決定率何%というランキングではなく、決定ポイントとエラーポイントで計算される。例えば、サービスエースは⒓ポイント、サーブミスはマイナス8ポイントになる。サーブのレセプションはパスの成功が2ポイントに対し、エラーはマイナス⒓ポイント。ブロックは成功が⒓ポイントだが、エラーのマイナスはない、などとなっている。
その他にセット毎と試合に勝利したチームポイント、また各試合で3人のMVPが選ばれ、投票の多い順に高ポイントが獲得できる(詳しくは公式サイトのhow we playで)。
という様に個人とチームのポイントの合計で、一人一人のポイントランキングになる。このランキングが次の週のチームを決めるドラフトの参考になり、5週間の合計で最優秀選手が選ばれる。
同じカテゴリの最近の記事
- 元NEC川崎の小島満菜美、ダニ・ドルーズがアスリーツアンリミテッドに参戦中 [Others] / 2024.10.27
- バレー新リーグ開幕の期待と課題 [SV女子,SV男子,V女子,V男子] / 2024.10.09
- イタリア人記者から見た男子バレー日本代表と石川祐希「2チームのどちらかが敗北しなければならないのは苦しいことだった」「ユウキにとってそうだったように、タツにもミラノが成長できる環境となるだろう」 [Others,全日本代表 男子] / 2024.10.03
- 悼む 荒木田裕子さん逝去によせて 奥本浩平 [Others,全日本代表 女子] / 2024.10.02
- 荒木田裕子さんを偲んで [全日本代表 女子,全日本代表 男子] / 2024.10.02
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.