2021-12-03 16:21 追加
埼玉上尾・内瀬戸真実「高いブロックに対してスパイクを決めたことは自信につながった」、トヨタ車体・藪田美穂子主将「向上した部分もあるが、勝ち切れないのが課題」 V1女子会見
SV女子
●印東玄弥監督
非常に残念です。やってきたことを信じてやりぬけば、必ず勝てるチャンスはあったと思いますが…。劣勢の状況で力を発揮しにくい選手たちがよく頑張って戦い抜いたと思いますので、次戦は切り替えて頑張っていきたいと思います。
――1週空きましたが、どのようにチーム作りをしようと考えましたか?
印東:ロビンソン(ケルシー)選手をオポジットに入れるシフトで準備をしてきました。チームの一番の課題がスパイク決定率です。その他の部門はリーグの中で中間に位置していますが、スパイクが非常に低いので、そこを改善すべく、取り組みました。
――第3セットはどのように評価されていますか?
印東:セッターが動くBパスでの決定率が高く、乱された状態での決定率も結構あったのですが、ショートサーブなどでセッターに返っている状態での決定率が非常に低い結果になってしまったところで明暗を分けました。サーブで佐藤(優花)選手を追い込み、(目黒安希選手と)交代になりましたが、3セット目はそういうふうに持っていくことができました。
相手の監督があのようなことになり(イエローカード、レッドカードにより第3セットは退場)、こちらに流れが来た時にチャンスを生かせなかったということもありましたが、第3セットに関しては、そのチャンスを逃さずに取り切ることができた。このことは負けている中でも、ひとつ成長した部分であると感じています。逆にいい条件になった時の攻撃が拙かったと思います。
――第3セット序盤の周田選手のケガについて。
印東:ブロックに跳んだ時に相手選手の足に乗ってしまい、捻挫しました。本人は試合に出続けたいので、平気なふりをしたと思うのですが…。大事には至っていないと思います。
――次戦に向けての修正点は?
印東:セッターが当たっている人はブロックされるまで使い続けるなどの定石を徹底すること。トスを散らすだけではなく、ブロックがついていても決まる状態になっている選手は逃さず使うなど、したたかに、味方を活かしながら相手を翻弄することができれば、さらにいい状況になっていくのではないかと思います。今日は先週よりもいい状況が増えたので、それを理解して意図的に度胸を持って戦えるように準備したいと思います。
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