2021-12-03 16:21 追加
埼玉上尾・内瀬戸真実「高いブロックに対してスパイクを決めたことは自信につながった」、トヨタ車体・藪田美穂子主将「向上した部分もあるが、勝ち切れないのが課題」 V1女子会見
11月27日 埼玉上尾対トヨタ車体 会見コメント
V1リーグ 女子
11月27日に川越運動公園総合体育館(埼玉県)で行われた埼玉上尾メディックス対トヨタ車体クインシーズの試合後の記者会見コメントをお届けする。
埼玉上尾 3(25-19、25-21、18-25、25-16)1 トヨタ車体
■トヨタ車体クインシーズ
●藪田美穂子主将
今週は相手よりも自分たちのことを集中してやることを徹底してきました。今までよりも向上した部分もたくさんある試合でしたが、そこで勝ち切れないのは自分たちの課題です。一人ひとりが技術やチーム力をもう少し上げていかなければならないと感じました。明日はそういうところをしっかり修正して勝ちにいきたいと思います。
●ハッタヤ・バムルンスック選手
今日のゲームは自分たちの役割をしっかりできていなかったと思います。修正すべきことがたくさんある中で、ミーティングをして、今日できなかったことをしっかりできるように明日は頑張ります。
――第3セットの出だしでトラブルがあったようですが…?
藪田:ミドルの周田(夏紀)が1つ前のプレーで負傷してしまい、動けない状態になっていたのですが、それがはっきり伝わっていなくて、主審の方がそれに気づかずに笛を吹き、その後でプレーを止めたことから、相手の監督さんが抗議をされたようです。
――その後、第3セットは25-18でとることができましたが、自分たちのやりたいバレーができましたか?
藪田:このセットに限らず、今日の試合は練習してきたことがいい形で出ていました。とれなかったセットは自分たちのミスで失点したり、簡単なボールの失点を出してしまったので、それがチームの課題だと思います。
――今日の試合のご自身のプレーの評価は?
藪田:今季は1勝もできていなくて、気持ちは100%くらいで作ってきたので、本当に勝ちたいという気持ちでした。やはり苦しい状況でトスが上がることの多いポジションなのに決め切れないこともあったので、そこは課題です。そういう時にでも頼られる選手になっていけるようにしたいと思います。
――ハッタヤ選手に。もうチームにはすっかり馴染んでいますか? 現在のコンディションは?
ハッタヤ:最初はなかなか慣れませんでしたが、今はだんだん慣れてきました。私はケガで2年間プレーができなかったのですが、このチームに来て、久しぶりにバレーができてよかったと思っています。
――今、チームが苦しい状況ですが、ハッタヤ選手から見て、勝つために何が必要だと思いますか?
ハッタヤ:自分自身も努力しなければならないし、チームワークを作るために必要なものを自分が出していかなければならないと思っています。それができれば勝てるようになるのではないかと思います。
――チームにどんなことを働きかけていきたいですか?
ハッタヤ:自分が持てる力を発揮し、みんなをサポートして、チームワークを作っていきたいです。
――藪田選手に。今日は埼玉上尾がショートサーブを多用していましたが、それは想定されていましたか? サーブレシーブを乱された場面では、想定と違っていたところがありましたか?
藪田:データで埼玉上尾さんはショートサーブも入れてくることがわかっていたので、練習はしていました。前後の揺さぶりというのは難しい部分があって、対策はしていたものの、バタついてしまうところがありました。もう少しレベルを上げていければと思います。
――第4セットの後半、相手のレフトに決められるパターンが多かったように思いますが…?
藪田:埼玉上尾さんはレシーブが乱れた時にレフトの選手にボールが集まる傾向があり、ただまっすぐに打つのではなく、いろいろな技術も使ってくるという中で、自分たちがそれを制御できていた部分もありましたが、後半で相手の巧さなどに自分たちが対応しきれなかった。そこは修正していきたいと思います。
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