2021-03-03 19:07 追加
NEC・安田美南「高さを活かした速いトスでチームを勝たせたい」、KUROBE・島田美紅「攻撃面はまだまだ技術が必要」 V1女子V Cup会見
SV女子
●金子隆行監督
一度リーグ戦が終わり、また新たなカップ戦を戦うということで、 選手たちもリーグ戦を3位で終わった悔しさを全員が持って今週の試合に臨みました。そういう意味でいろいろな選手がいろいろな可能性を出してくれた1戦だったと思います。今やれることはそれなりに出せた試合だったと思うので、残りの試合で精度を上げていきたいと思っています。
――ルーキーの安田選手と野嶋華澄選手の評価をお願いします。
金子: 野嶋はリーグ中はリリーフサーバーでの出場しかなく、安田もどれくらいできるかというのは練習の中では大体わかっていましたが、公式戦では未知数だったので、思い切って使ってみました。安田に関しては、自分の高さをしっかり意識して上げてくれたかなと。まだまだ1年目なので、課題は多いですが、本当に期待できる選手だと思います。
野嶋にしても、プレーだけではなく、声というところでチームを鼓舞してくれたり、引っ張ったりしてくれたと思うので、そういったところを非常に評価できるかなと思います。
――第1セットを失った要因は?
金子:ほぼほぼAチームを固定してリーグを戦っていたので、試合前から彼女たちも緊張していた部分があったと思います。相手もいいバレーをされていたと思いますが、こちらが少し硬くなってしまったというところが良くなかったかと思います。 2セット目以降、サーブでブレイクをとれるシーンがたくさんあったので、そういったところで気持ち的にも余裕ができたのかなと思います。
――この大会でいろいろな選手を起用する中で、どのような成果を挙げたいと思いますか?
金子: リーグの1週間のサイクルの中でも出場機会の少ない選手に練習の機会を与えて、6対6の練習の中でも攻撃力が上がっていけばチームは強くなると選手たちには話しています。なので、メンバーが変わっても、やるべきことは変わらないと伝えています。特にバックアタックは今年力を入れており、バックアタックのオフェンス力は古谷や廣瀬など、いいスパイクの打てる選手が揃っていますので、そこは引き続きやっていきたいと思います。若干、ディフェンス面で粗い部分は出てきますが、オフェンスの部分で打ち勝っていける選手が揃っているので、このカップ戦を通じて、打ち負けないというところは意識してやっていきたいと思います。あとはリーグ戦の悔しさをカップ戦で晴らせると思うので、しっかり勝ち切って、大田区総合体育館で行われるファイナルラウンドで優勝できるように選手全員で戦っていきたいと思います。
写真:黒羽白
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