全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>群馬銀行・MVPの田中瑠奈「全員が強い気持ちを持つことができた」、浜松・熊本比奈「リーグを怪我無く乗り切れるように」 V2女子会見

会見・コメント

2021-03-10 00:06 追加

群馬銀行・MVPの田中瑠奈「全員が強い気持ちを持つことができた」、浜松・熊本比奈「リーグを怪我無く乗り切れるように」 V2女子会見

V女子

●高橋悠監督 (優勝監督賞受賞)

リーグ最終戦、いろんなことが詰まっていた試合だったと思います。入替戦の対戦相手が決まることもそうです。しかし、そこには目線を置かないで、今日の試合だけを見つめて勝ち切る。そういうことをしっかりと準備して戦った結果ですね。気温の寒暖差が選手の体力消耗という面で結構大きかったと感じました。第4セットは集中力が欠けてしまって安易なミスがありました。それでも持ち直して、しっかり勝ってくれた。選手が頑張ってくれた結果です。評価したいと思います。

――入替戦を決めた第2セットを振り返って。

高橋:第1セットは接戦。浜松さんの速い展開のバレーは我々の練習で取り入れていない部分でした。対策練習をやっても相手側のコートでそれを体現するのは難しかった。第1セットでは反応が遅れてしまいましたが、第2セットになって対応ができてきたかなと。特に相手の両アウトサイドヒッターに対してですね。タイミングであったり、位置取りがマッチし始めて、相手のエースを苦しめられた。そこから第2、第3とリズム良くセットを取ることができたなと思います。

――浜松への対策の部分では?

高橋:水上、熊本両選手は速い展開のバレーの中でラインへのスパイク、ラインでのブロックアウトというのが非常に上手な選手だと思います。こちらのセッターのところから突かれるのが嫌だったので、ブロックスイッチしてライン側に高いブロックを置いて対応しました。中に打たせれば、リベロやディフェンスの得意な新井でボールを処理できるかなと。

――監督の今年のテーマは「選手の自立」であったと思います。シーズンを終えて、このテーマに対しての評価は?

高橋:昨シーズンに比べて、自分たちでコートの内外でコミュニケーションをとるようになったと思います。自立という部分ではすごく成長したシーズンだったと思います。劣勢であったとしても自分たちで立て直して、しっかりと戦うことができるようになったなと。そこはすごく評価しています。

――チャレンジマッチで対戦相手となるKUROBEの印象は?

高橋:キープレーヤーとしてはリー(シモーン)選手。ポイントゲッターです。V1を戦ってきた中で他のサイドの選手も成長していると思いますし、そういったところをしっかり抑えて戦いたいなと思っています。

――V1の指導歴もある監督から見て、入替戦への手ごたえは?

高橋:もちろん力の差はあると思います。でも入替戦って…私もトヨタ車体や茂原アルカスにいた時、何回か経験したことがあるんですが、何が起こるかわからない戦いになるんですよね。実力が出せるかどうかも本当にわからない試合。その時の心境というのはリーグ戦とは違うものがあるので、そこをしっかりと突いていけるようにスタートダッシュを取れたらな、と。実力差もある中でどれだけしがみついていけるか、ということが結果に繋がっていくと思っています。

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック