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会見・コメント

2021-03-10 00:06 追加

群馬銀行・MVPの田中瑠奈「全員が強い気持ちを持つことができた」、浜松・熊本比奈「リーグを怪我無く乗り切れるように」 V2女子会見

V2女子 群馬銀行対ブレス浜松 会見コメント

V2/V3 女子

2021年3月7日にさわやかアリーナ(静岡県・袋井市)で行われたV2女子、ブレス浜松対群馬銀行グリーンウイングスの記者会見コメントをお届けする。

浜松 2(25-22、22-25、12-25、25-20、10-15)3 群馬銀行

■群馬銀行グリーンウイングス

●坂本陽菜副主将

1セット取れば入替戦が確定という状況だったのですが、みんな優勝のことしか考えていませんでした。一人ひとり苦しい場面もあったと思うのですが、切り替えて次の1点に向かっていくことができていたので、そこは良かったのかなと思います。

●松尾奈津子選手

1セット目を取って流れを作りたかったのですが…。入りの部分ではそんなに悪くなかったのですが、途中で崩れてしまって。取られたセットはミスが多かったという反省点があります。全員が勝つことにこだわって試合をやっていたのが良かったかなと思います。

●鈴木日葵選手 (スパイク賞受賞)

優勝が頭にありましたが、試合を通して全員が楽しんでやるということも大切にしていました。セットを取られても1点1点みんなで喜んでやっていく。それがちゃんと形になったので、最後まで取り切ることができたと思います。

●田中瑠奈選手 (最高殊勲選手賞・得点王受賞)

第1セットを取られてしまって、良いスタートを切ることができなかったのですが、第2セット以降は全員が落とさない、決めるという強い気持ちを持つことができました。第4セットは自分たちでミスを出してしまって、苦しい展開にしてしまいました。そこを反省して次に活かしたいと思います。

●新井祥選手

まだ詰めが甘いところだったり、自身の修正すべき点、チームの修正点が多く見られた試合でした。次の試合に向けてまた練習していきたいと思いました。

●吉岡みなみ選手

今日もそうですし、リ-グを通してバレーボールができることに感謝の気持ちを持たないといけないなと思いました。私たちも周りの皆さんに迷惑をかけてしまって、自分たちが優勝してしまっていいのだろうかという思いもあります。こうやってバレーボールができることが本当にありがたいな、と感じています。

――坂本副主将に。高橋監督はあまり試合の中で細かな指示はしないタイプとお聞きしました。年明け以降の目標(全勝ならば優勝)は明確でしたし、今日は1セット取るという最低限のタスクがあったわけですが、監督の采配に変化などは?

坂本:大まかに決めていることを全体として練習していくという形です。対戦相手に合わせたディフェンスなどはミーティングでやってきています。オフェンス面は自分たちで話して、それを詰めてやっていこうと。試合中は自分たちの中で会話をして変えていくことが多いと思います。

――松尾選手に。セッターという重要な役割、使命を持って途中加入となりました。これまでプレッシャーもかなりあったのでは?

松尾:最初の試合から「落とせない」「絶対勝たないといけない」というプレッシャーはずっと感じてやっていました。重要なポジションというのはわかっていますし、(プレッシャーを)感じないようにとは思っていたんですけど…どうしても感じてしまうところはありました。

――鈴木選手に。皇后杯では埼玉上尾メディックスと対戦。通用した部分もあったが、V1チームの力を感じるところもあったとお話を伺いました。いよいよ次は入替戦ですが、現状の自信のほどは?

鈴木:(現段階で)自信というのは全然ないですし、今のまま行ってもまた去年の姫路さんとやったような試合になってしまうというのが見えています。今日、優勝しましたけど自分の反省するポイントがたくさんあったので、それを修正する必要があります。自分の良いところをどれだけ伸ばして、悪い部分を少しでも詰めてやれるか、そういうことが自信に繋がるのかなと思います。

――今日は決定率も高かったです。

鈴木:中断期間が明けてからなかなか調子が上がらなかったのですが、やっと少しずつ戻ってきたなと感じています。試合の中で何が決まっていたのかということをセッターの松尾さんと細かく話すことができていたので、そのプレーを多くチョイスできていたのかなと思います。「奥に打て」とか、周りからの助けの声も1点に繋がったのかなと思います。

――田中選手に。エースと呼ばれる存在になって今シーズンの総括は?

田中:全員が優勝とV1昇格のために頑張ってきていたんですけど、(中断もあり)自分たちが本来やりたかったことをやるための時間が少なくなってしまいました。でも、その分一人ひとりの「絶対にやるしかない」という強い気持が全体的に現れたシーズンだったと思います。

――入替戦に向けて。

田中:去年、私は1度も入れ替え戦のコートに立てていない悔しさがあります。どれだけ自分の持っている力をコートで表現できるか。V1に昇格するために、自分がもっと引っ張って、頼りになる存在になれるように。残された時間を有効に使ってやっていきたいなと思います。

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