2021-03-14 08:48 追加
東レ・藤井直伸「前回はショートサーブでやられたが、今回は対策できた」星野主将「パナソニックの強さは、永野さんが気合を注入することもそうだが、一つ一つの細かいプレーが上」V1男子会見
SV男子
--パナソニックの強さについて。
富田:負けている時でも覇気がある。今日はリベロの永野さんとかが負けてるときに大声出したりしてるところを見たのでそこの差かなと思います。
星野:永野さんが気合いを注入するのもあるんですが、ひとりひとり巧いです。勝負どころの細かなプレーが個人個人安定してるので、凄いプレーをしなくても自然と向こうに流れがいってるっていう。特別すごいことをやってるわけじゃないです。二段トスをきれいに上げて決める。シンプルなことをやっている。
篠田:フィニッシュの個人の能力も大事だと思うんですが、クビアクとか清水とかそういう舞台で戦ってますし。個人的なところもそうなんですが、そこに至るまでのチャンスボールとか二段トスの精度が(東レが)低いかなと感じています。そういうところはパナソニックさんの方が上かなと思います。
--サーブについて。
篠田:前回のパナソニック戦はサーブでごり押ししようという作戦でいって、それが1日目ハマって2日目はサーブが強い選手を入れるイコール守備が落ちるじゃないですけど…小澤が逆に狙われてしまってこっちが崩れてしまった。パナソニックさんとやるにはブロックも含めて守りを固めるのが大事かなと思って星野や健太郎を入れると考えていました。ある程度はサーブがなくてもしっかり守れていたかなと思うんですけど。今日のピンチサーバーは効かなかったですね。悠二くらいですかね。
--BAの本数が少なかったが。
藤井:もっと使いたいと僕自身は思ってたんですけど、相手のパナソニックさんは強いサーバーが多いので、BパスCパスになるシチュエーションが多くてなかなか僕が使いたいタイミングで使えなかったというのもあるんですけど、もう少し増やしても良かったなというのはあります。
富田:Aパス入っても自分が倒れていたり、そういう場面が多いと思うのでもっと踏ん張って積極的にパイプ入る姿勢をもうちょっと増やしていけたら本数も増えてくる。そこは意識してやっていきたいと思います。
--残り5戦の戦い方は。
藤井:今コロナ禍の状況で僕達がやらせていただいているのは沢山の方々の支えがあってできているので、そういった方々の思いを背負いながら。大変な中でも応援にきて下さっている方が沢山いらっしゃるので、そういう方がいるということは東レアローズのバレーを応援したいからという思いもあるということ。自分達のこれからのバレーのために戦うのもあるが、それだけではなくそういった人達のためにも東レアローズらしいバレーを全力で展開していきたいと思います。
富松:観てくれる人…来てくれる人にもネットで観てくれる人にもいかに楽しんでもらうかなので、そういったバレーをできればと思います。
富田:あと3戦HGがあるので、応援してくださる方が多い試合だと思う。ファンの人達に感謝の気持ちを持って1戦1戦戦っていきたいと思います。
星野:試合できてるのも当たり前じゃないんで、試合に出てるメンバーも限られててそれも当たり前じゃないんで…一戦一戦全力で戦ってそして勝つということで観てる人、出れなかった人達に見せられる状態になると思う。一戦一戦勝ちにこだわっていきたいです。
撮影:坂本清
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