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会見・コメント

2021-03-23 08:30 追加

クビアク「私は日本がとても好きだから、特に恋しい料理はない」ティリ監督「ファイナルのことを考えると、若い選手にも経験させるため」パナソニック会見

パナソニック会見

V1リーグ 男子

バレーボールV.LEAGUE DIVISION1 MEN 2021年3月21日に愛知県稲沢市のエントリオアリーナで行われた、ウルフドッグス名古屋対パナソニックパンサーズの試合後記者会見をお届けする。

前日に3-1でWD名古屋に勝利し、ファイナルステージ進出を決めたパナソニック。この日は1セット目途中から控えの選手を多く出場させ、0-3で敗れた。

■パナソニックパンサーズ

出席者は控えセッターの新裕貴、ベテランミドルブロッカーの白澤健児、ポーランド出身のミハウクビアク。

新:今日は1セット目の終盤から出させてもらって、入ったときから流れを崩してしまって、まず自分の持ち味を生かせなかったかなと思います。2セット目入ってからはちょっとずつ良くなってきたんですけど、やっぱり最後勝ちきれませんでした。悔しいですし、自分の課題を認識しました。

白澤:試合が始まる前から「2セット目から行くぞ」って言われていて、ある程度準備をしていましたし、本当に久々に試合に出せていただいて感謝の気持ちもありました。やっぱりそれを結果で出したかったですけどなかなか勝てることができず、自分の力のなさを実感しました。ポーランドデイということで、クビアク、クレクがいるコートで一緒にできるというのは本当に僕にとって幸せなことですし、こういったイベントをすごく感謝しています。(クビアク選手にむかって)ジンクイエ(ポーランド語で「ありがとう」の意味)。

クビアク:今日の結果は明らかに誇るべきものではないです。特に2,3セット目についてはもう少し戦えたと思います。でも単にネガティブになりたくないですし、負けた試合でもポジティブな面も見つけるべきです。

今日のポジティブ面としては、普段はベンチの選手が試合に出て、練習とは違う試合のコートの感覚や雰囲気を掴むチャンスを得たことです。これはチームにとってとてもプラスなことだと思います。みんな試合にでるチャンスがありますし、みんな自分のスキルを見せるチャンスがあります。今日は点数にフォーカスしすぎず、ベンチの選手たちが普段練習で取り組んでいることをコート上で、本物の試合で見せることができたことがよかったと思います。

――白澤選手に。以前試合に出ないと、日本人同士の練習だと外国人選手の高さに対応できなくなるとおっしゃられていましたが、その感覚を今日の試合で取り戻すことはできましたか。

白澤:それもありましたが、他のチームにはないトス回しとか速さもありました。ファイナルに行けばあたるチームですので、そこにむけていい経験ができたんじゃないかなと思います。

――白澤選手にとって、ポーランド代表はどういう存在で、その中枢にいるクビアクとクレクが日本にいることで、白澤選手もそうですが日本のバレー界にどういう影響を与えていると思いますか。

白澤:常に世界のトップでいるチームのキャプテンとオポジットが日本に来てくれて、それに対して彼らがどういう考えを持ってやっているのかっていうのを学ばせてもらえますし、現に一緒のチームでクビアクともやっていて、試合に入っていく姿だったり、トレーニングを頑張っている姿を見て、やっぱりただ試合だけやればいいっていうんじゃなくて、練習から、トレーニングから全力でやっていますし、そういった面で学ぶことはすごく多いです。

――クビアク選手に。ポーランドデイということで、ポーランド料理の販売も行われ、セット間のポーランドPR動画の中でもポーランド料理が恋しいとおっしゃられていましたが、特に恋しいポーランド料理はありますか。

クビアク:まず私は食べ物が好きです。ポーランド料理も日本食もイタリア料理もなんでも好きです。でも好きなものを好きなだけ楽しむことはできません。なぜなら私はプロのスポーツマンで、すべての食事に注意を払わなければいけないからです。 ときどきマクドナルドには行っちゃいますが(笑)。多くのものが恋しいのは確かです。例えば、1つの国でそれまでずっと過ごしてきて、それから別の国で7、8か月も過ごすと、前にいた国のすべてが恋しくなります。私の場合ポーランドにあるものが。

しかし、そのことで、あれも恋しいこれも恋しいと不満を言いたくはないのです。ここでの暮らしは素晴らしいですし、日本の食べ物はとてもおいしいです。なので私から「あれが恋しい、ポーランドに帰りたい」というような不満を聞くことはできないですよ。そういうことは考えません。私は日本のすべてが好きですし、もちろんポーランドを恋しく思う気持ちはありますが、例えばそれがなければ死んでしまうといったものはありません。妻が料理上手なので、ポーランド料理を日本でも作ってくれますし。

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