2021-03-23 20:47 追加
柳田将洋「ファンを取り合うのではなく、競技同士で手を取り合って新しい価値を見出していく」Vリーグ×Bリーグコラボ サントリー会見
SV男子
――サントリーにとって初めてのBリーグチームとの共催、どのように感じているか。大阪エヴェッサの選手たちと繋がりは。
藤中:個人的にはエヴェッサさんの選手たちとは関わりはないんですけど、スポーツという枠の中で、同じ大阪でホームゲームという形で開催できたっていうのは経験にもなりましたし、盛り上がりが以前僕らサンバーズだけでやっているホームゲームとちょっと違う雰囲気もあって、力も借りながらですけど盛り上がったゲームになったんじゃないかなと思います。
柳田:僕もエヴェッサさんとの繋がりはあまりないんですけど、藤中が言ったように、一つのスポーツに一つのアリーナっていう概念を捨てて、複数のスポーツ競技で一つのアリーナを協力しあってファンを増やす活動というのは大事なんじゃないかと思っています。特に館内競技っていうのは、この2競技だけじゃなくてハンドボールとか卓球とかある中で、そこの間でファンを取り合うっていうわけじゃなくて、競技同士で手を取り合って新しい価値を見出していくっていうのは、僕らは競技をしている側だったので果たしてどういう効果が生まれたかはまだ分からないですけど、チャレンジしていくっていうこと自体にすごく大きな価値があると思う。やる側としてもやっぱり、バスケットボールファンの方に是非とも僕らバレーボールを観てほしいと思うし、逆もしかりだと思うので、これからそういったことが増えればいいのかなと思っています。
大宅:お二人と同様なんですけど、僕も関わりは持っていないです。同会場で他競技を1日開催することっていうのは、それまで準備をしてくれた運営にも僕は感謝したいですし、ファンの方々も、バスケットボールとバレーボール両方興味を持ってくれるんじゃないのかなと思います。こういう取り組みを挑戦してくれた、さっきも言ったんですけど運営側に感謝しています。
――エキシビションマッチについてと、高校生へのメッセージを。
柳田:(試合の)準備があったので試合は観られなかったので残念なんですけど、僕たちの試合は彼らが観てくれたと思うので、そういったところで、将来的にこのステージを目指してほしいなと思いますし、僕らも目指されるような振舞いだったりプレーを見せていくっていうことも目標・目的だと思う。僕自身、高校生のプレーに興味があって、最近レベルも上がってますし、ネットとか配信で見させてもらう時には、僕の高校時代とは全然レベルが違うプレーが見られるので、そういった選手を一人でも多く、ここを思い出してほしいと思うし、さっきも言ったように僕ら目指される側として、責任をもってやっていきたいなと思う次第です。
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