2021-03-28 02:01 追加
セミファイナルは2試合ともフルセットに! NECと埼玉上尾が激闘を制し、決勝進出 V1女子 V Cup
V1女子 V Cupの結果
SV女子
バレーボール2020 21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN (V1女子)は27日、大田区総合体育館(東京都大田区)でV Cupセミファイナルの2試合が行われた。
第1試合はNECと久光が対戦。フルセット且つ5セット中2セットがデュースに持ち込まれる大激闘となった。久光は井上愛里沙、中川美柚らの勝負所の活躍で苦しみながらも2セットを連取。しかし、ここからNECの反撃が始まり、今季サーブ賞を獲得した山内美咲主将を中心にサーブで攻める展開となり、デュースの末、第3セットを取り返した。第4セットに入ると完全にNECのペースとなり、179cmと高さのある新人セッター・安田美南がツーアタックなども織り交ぜて活躍。25-15と点差をつけて、このセットも連取し、フルセットに持ち込んだ。
最終セットは久光がリードで8点目のコートチェンジとなるも、その後NECが曽我啓菜のサービスエース、野嶋華澄のブロックなどで逆転。この試合がV Cup初出場だったリーグでの正セッター・澤田由佳など途中交代の選手も含め、全員バレーを展開したNECが15-12でこのセットも勝ち切り、フルセットを制した。
第2試合は埼玉上尾とJTが対戦。この試合もフルセットにもつれ込み、手に汗握る展開となった。
最初の2セットは今季初スタメンでリーグ期間中急成長したセッター・山崎のの花が多彩なトスワークでアタッカー陣を操り、埼玉上尾が連取する。その後、JTは田中瑞稀、西川有喜のアウトサイドヒッター対角が得点源となり、第3・第4セットをいずれも25-18で取り返す。内定選手のミドルブロッカー高橋茉莉奈もスパイクにブロックにと活躍を見せた。
最終セットは激しい打ち合いとなったが、佐藤優花らの活躍で埼玉上尾が先行する形で試合が進行。JTは西川の連続得点などで13-13に追いつくが、最後は内瀬戸真実のスパイクが決まり、埼玉上尾がフルセットの大接戦を制して、決勝進出を決めた。
28日は同じ会場で、13時からの第1試合が久光とJTによる3位決定戦、16時からの第2試合がNECと埼玉上尾による決勝となる。
写真:堀江丈
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