2021-04-02 15:39 追加
V1男子ファイナル前日会見 山村監督「マサ(柳田将洋)が海外から持ち込んでくれたもの、それがサンバーズに一番必要だった」ティリ監督「タフな試合になる」近主将「ファイナルステージを戦えることを感謝」
SV男子
■サントリーサンバーズ
――コンディションは。
山村:大きなけが人なく早く試合をしたい。
選手のときとまた違った緊張感があり、変な話選手より緊張している。
――前回優勝したのが2007年。
山村:確かにコートに入ってる選手には優勝経験者はほとんどいないかもしれない。ですが、接戦でも勝ち切る強さだったり、セットを失ったあとに勝ち切る強さがある。心配していない。
――選手目線のアドバイスをされたり?
山村:僕がこうだったからこうしろという言葉を使ったことはない。できるだけ選手に寄り添って、一人ひとりとこの選手はどう過ごせばいいか考えながら言葉をかけてきた。
――いち早くファイナルが決まったが。
山村:一番怖かったのは怪我。去年一昨年のムセルスキー選手が終盤怪我をしたので、そうならないよう準備をした。決勝に向けていい準備ができている。
――待つ気分は?
どちらのチームが上がってきてもおかしくない。大宅と話したとき、「どっちとやりたい?」と聞いたら「どっちともやりたい」と。最高の決勝戦になると思います。
●大宅真樹
僕自身、1位通過で待つ立場は初めてなのでどうなるかは予想できないですけど、ここ1週間すごくいい雰囲気で準備できていた。自信をもって待ちたい。
ファイナルに関しては、僕らスタメンでいっても初めて経験する選手ばかりなので挑戦者としていかないといけない。勝ってきてるという結果にも出ているので、自信をもって戦いたい。
――今季はどのチームも大変でしたが。
大宅:やはりコロナに感染することは避けたいというのはありましたが、うちから最初に出てしまった。そのせいで天皇杯に出場できなくなった。バレーボールがしたい、ということを逆に感じることができたので、それがファイナルにつながったと思います。
――さまざまな素晴らしいアタッカーがいます。勝ち続けて手応えを感じた試合は。
大宅:少し不謹慎になるかわからないですけど、コロナにかかってしまって2週間自宅待機になって、休み明けからパフォーマンスがこの3年間で一番いいんじゃないかと。かかったときは本当に悔しかったですけど、すべてをプラスに考えて、前向きに捉えて、いい状態で臨める。
――新監督のバレーは?
大宅:戦術とかをいろいろ言われることはないんですけど、バレーボールを楽しまないと意味がないねと僕も言われる。本人がそういうバレーボールの信者で、それをチームが体現できている。
――柳田選手復帰の影響は?
大宅:今シーズンからキャプテンですが、選手同士での話し合いが柳田選手から始まり、僕らの強みでもあります。
山村:監督の目線で言わせてもらうと、マサが海外で取り組んできたことがチームに一番必要だった。プレイハードの根本、取り組み方を教えてくれたのがマサなのかな。サンバーズの全員がそれを実践しています。
決勝でも必ずサンバーズらしい戦いをできると思っています。
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