2021-04-11 13:09 追加
群馬銀行・鈴木日葵「昇格は通過点にしなければ」、新井祥「V1に上がる可能性を見せたかった」、坂本陽菜、田中瑠奈、高橋悠監督 V・チャレンジマッチ女子 会見コメント
V女子
――新井選手に。サーブレシーブの中心になっていました。
新井:とにかく1本目は絶対に返す。自分がつぶれてもほかの2枚を活かすということを考えていました。昨日は少し崩されてしまったので、今日はそういう意識をもってやりました。
――みなさんに。昨シーズンの入替戦との感じ方の違い、来シーズンへの意気込みは?
坂本:今年はキャプテン代理もさせていただいたので、気持ちの入り方がまずは違いました。去年は(1年目で)ついていくだけで必死だった部分があって。タイムアウトの時やコートに立った時に周りに全然声をかけることができませんでした。
今年は自分がコートに入った時には流れをこっちに持ってくる、どういうボールでも上げるという気持ちが強く出せました。そういった部分を観客の皆さんやチームのみんなにも見せることができたかなと思っています。
今シーズンはコロナ禍ということもあり、(予定されていた)全試合ができなかったので、すごく悔しくて残念な気持ちはあるのですが、その中でこうやって開催に尽力していただいた関係者の方々にまずは感謝の気持ちでいっぱいです。
練習ができていない期間もあって、選手も体づくりという部分ではすごく苦労しましたし、「久しぶりの試合」というのが何度も続いたので、気持ちの作り方が難しかったです。今シーズンはすごく勉強になったシーズンだったのかなと感じています。
2度チャレンジマッチという舞台に立たせていただいたので、次こそは絶対にV1に昇格する。その気持ちを忘れずに、この経験を活かして、また一から頑張っていきたいと思います。
鈴木:あくまで昇格は通過点。自分たちはこの先V1で戦っていくチームになる必要があります。昇格するチームではなく、それより上を目指してやっていかなくてはならないと思っています。
コロナ禍の中で、本当に自分たちが入替戦に行ってもいいのか、個人としても賞をいただきましたが、全試合を終えていないのに本当にもらっていいのかというのも正直な気持ちでした。
目まぐるしく状況が変わって、精神的には不安定な1年だったのかなと思っています。来シーズンは自分がおかれた環境で責任を果たす必要があります。悔しい気持ちを忘れずに、毎日を過ごさなくてはと改めて思いました。
V1には行けなかったということをちゃんと胸において、来シーズンまた一から足りないものを補って、次こそは昇格できるように頑張っていきたいと思います。
田中:今シーズンはレフトのエースとしてチームを引っ張っていく、そういう立場になりました。自分が昨シーズン感じていた悔しさを行動に移した分だけ、自分が成長できたと感じています。
でも、それで試合で良いプレーができるかと言ったらまだまだミスがあったり、調子の波もあって、最後にこの入替戦で自分の甘さが出てしまったというのが今シーズンです。
コロナ禍で気持ちの面で難しいところもあったんですけど、チームプレーは一人ではできないですし、コミュニケーションが本当に大切だと感じました。今シーズンの入替戦は1セットを取りました。次は2セット、3セットと、取れるようにまたやっていきたいと思います。
新井:昨シーズンはコートの中でも年齢的には下、一緒に入っていた先輩たちから「思いきりやっていいよ」「ミスを気にしなくていいから」とそういう声をいただいて、自分でも思いきりできました。
今年は年齢的にも真ん中。レシーブでは軸にならないといけないポジションでしたので、前で決まらなくてもレシーブで貢献するという気持ちでやり続けてきました。
でも、それだけではなく、もう少し自分が周りをフォローしてあげないといけない立場だったのかなというのがあって…。切羽詰まっている選手がいた中で、もっと明るくなるような声掛けができてたらなと思いましたし、もっとトスを呼んで攻撃参加できたらなとも感じました。
コロナ禍で精神的にも体力的にも落ちて、このままで本当にやっていけるのかなと不安になったこともあります。それはチームのみんなが感じたことだと思うのですが、それでもここまでこれたのは一人ひとりが自分のやるべき仕事を頑張った結果だと思います。
まだまだ足りないところはあるのかもしれませんけど、成長できた部分もあるのかなと思いました。
――新井選手に。冒頭で「ファンの方々に群馬銀行はV1に上がる可能性があると思っていただけるような試合をしたかった」とありましたが、具体的にはどういう人たちを想い描いてのコメントでしょうか?
新井:自分たちのチームを応援してくださっている方々、自分たちの(直接の)ファンじゃなくても周りで見ている観客の方々。そういう皆さんに「群馬銀行ってV2だけどV1に上がる可能性ありそうだね」って思ってもらえたら。そういうことですね。
同じカテゴリの最近の記事
- VC長野・「髙橋藍選手のショートサーブは分かっていてもいい場所にくる」 SV男子 [SV男子] / 2025.04.17
- サントリー・髙橋藍「比較的ショートサーブを多めにし、ブロックで勝負してブロックタッチを取って切り返す戦い方を意識した」 SV男子 [SV男子] / 2025.04.17
- SVリーグ・チャンピオンシップ進出会見を開催 SV男女 [SV女子,SV男子] / 2025.04.14
- 日鉄堺BZ・森愛樹「2戦を落としてしまいチャンピオンシップに届かず悔しい」 SV男子 [SV男子] / 2025.04.12
- 東京GB・伊藤吏玖「レギュラーシーズンを通してクイックとサーブはチームにいい影響を与えられることが多かった」 SV男子 [SV男子] / 2025.04.12
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.