2021-04-21 19:53 追加
Vリーグ機構が会見。嶋岡健治会長が4月末で退任し、JVA会長に専念。後任は現副会長の國分裕之氏に
Vリーグ機構 嶋岡健治会長が退任。新会長に現副会長の國分裕之氏
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一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(以下、Vリーグ機構)は、4月21日、オンラインで記者会見を開き、同日に開催された理事会で嶋岡健治代表理事会長より4月末日をもって代表理事会長の職を退任したいとの申し入れがあり、承認したことを発表した。後任には5月1日より現副会長の國分裕之(くにぶ ひろゆき)氏が就任する。また、嶋岡現会長は5月以降も理事として引き続き留任するという。
嶋岡現会長は2015年に同機構の会長に就任。2017年からは公益財団法人日本バレーボール協会(以下、JVA)代表理事会長にも就任し、兼務してきた。退任の理由として、「2020-21シーズン終了のタイミングで、東京五輪成功に向けて最大限に注力するため、JVA会長職に専念したい」と会見で語った。
國分新会長は1958年生まれ。東京大学の出身で、現任は全日空商事取締役副社長。中学生時代に嶋岡現会長が出場したミュンヘン五輪(1972年)を見て憧れを持ち、バレーボールに打ち込んだという。Vリーグ機構副会長には2020年に就任した。國分氏は記者会見で「プレーヤーとして大きな実績はないが、50年に亘る『バレーボール愛』がある。これまで企業人として人事・教育部門などで培った経験や知識を活かし、Vリーグの運営に尽力したい」と話した。
また、新会長の3つの方針として、
1.2021-22V.LEAGUEの完遂
2.リーグ改革の推進
3.コミュニケーションの充実
を掲げた。3については、1、2の実現のためにも、これまで以上に情報の提供、交換、共有化をはかり、チーム、リーグ関係者のベクトルを合わせるためにさまざまな工夫をし、より多くの対話を行っていきたいとしている。
写真提供:Vリーグ機構
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