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会見・コメント

2021-05-05 10:16 追加

ヴォレアス北海道・古田主将「たくさんの方の尽力でプレーできたことに感謝」

SV男子 / V男子

越川「いつ開催がわかるか、本当に開催してもらえるかわかるまでしんどかった」

質疑応答

ーー越川選手に。まず開催できたことに感謝と話していたが、開催に至るまでにどうなるんだろうという思いがあったと思う。今後に向けて、こういう風にやってくれたら、選手としてはもっと取り組みやすかったであるとか、この状況下ではこれが最善であるとか、どう思いますか。

 

越川:選手としてですか?(はい)選手としては、チームとVリーグが話していることは随時共有されていたので、自分自身はGMとともに動いている部分はあったから、最大限の情報共有はしてもらっていたのかなと思う。もちろん、大分三好さんの状況が見えてこない限りこの日程は組めないと理解した中で我々の思いというのもあった。そことのバランスで、決めきれないというところは正直あったと思う。

 

選手としては一日でも早く決まる方が、調整の部分含めてありがたかったとはありますが、ただ、大分三好さんは練習出来ない状況だったと思います。我々も目標を持てない中で練習をしていくということの辛さはアスリートして皆あると思うので、そこはチームとして乗り越えてこられたのは良かったと思う。

 

ーー選手へのアナウンスは必要な情報が入ってきて、選手は準備ということでそこまで支障がなかった?

 

越川:いや、試合の日程が決まるまでは、私たちもいつ開催がわかるか、本当に開催してもらえるかわかるまでは、しんどかったと思います。特に若手の選手とかはあったと思います。

ーー古田選手と越川選手に。今日の試合の敗因は?

 

古田:色々な要素があると思います。準備してきたものが出た部分もあれが、出せなかった部分もある。僕個人としての修正はまずブロックとディグかなと思う。もちろんサーブも、少し狙いが甘かった。もう少しコントロールサーブだったのか、ポイント取りにいくようなサーブだったのかというチーム全体のサーブミスのバランスを考えてしまった。点差も考えて、迷ってしまった。敗因かはわからないが、僕の中では修正していきたい。

 

越川:今古田キャプテンが言ったように、チームとしてやってきた部分でプラスに出た部分は多くあったとは思う。細かい話かもしれないが、サーブの狙い所はチームとしては甘かった。あとは力の差、大分三好さんはV1で36試合戦ってきている。高いレベルの中で、10位といえども、常に高いグループでやってきている。

 

勝負所だったりとか駆け引きだったりとか、すごく上手だと戦っていて思った。その中で、駆け引きの中で利用されていたなと感じた部分はあった。取らなきゃいけない点を取らないと正直厳しいかなと。そういうレベルの差がある以上、うちはチャンスを一つでも逃すとセットを取れないと感じた。そういったことを理解した上で明日戦っていかないといけない。

ーー佐々木選手に。V1とV2の細かい差と言っていたが、どういった部分で?

 

佐々木:取らなきゃいけない点を絶対取るというところと、あと、点数が2、3点と離れたところでの我慢強さ。チームとしてここから巻き返せるという雰囲気がでているかどうかというのがちょっと違うのかなと思った。僕たちは諦めていた訳では無いが、向こうみたいに終始同じ波ではなかったのかな。途中(気持ちが)落ちたなというわかるようなプレーが結構出ていたので、そういったことを学びながら明日戦っていきたい。

 

ーー今言われたが、途中で声かけがなくて大人しいなと感じたのですが、いつも通りなのか、緊張したりしたのでしょうか?

 

佐々木:いつも通りですね。はい(笑)。こんな感じで。楽しみにはしていたと思う、皆。緊張するタイプでもないので。

ーー古田選手に。試合が中止になった時の心境は?

 

古田:怪我をしていたので、本当に出発直前にやっと少しバレーボールができるかなとなっていたので、どこかチャンスがあったら週末プレーしたいな〜と我慢というか、腹くくっていた部分もあったが、それが延びてしまって、逆にそれをポジティブに捉えると、体を整えるというか、僕にとっては非常にプラスだった。

 

ただ、優さんが言っていたように、目標が少し定まらなくなってしまっていた中で、練習を続けるとなった時に、強いモチベーションを持っているのは変わらないが、そこからもうひとつ、皆でこうしていこうああしていこうとプレッシャーをかけ続けるというか、それぞれにそれぞれの思いをぶつけていってしまうと、どこがゴールかわからない時点で、非常にストレスを感じてしまってどんどん気持ちが離れてしまっていった。

 

そういうのが、僕にとって、少し苦しい部分だった。僕は体を良くするというのがあったが、優さんだったり、俊介だったり、含めてチームに声をかけてくれていたと思う。それぞれが、それぞれの「こうした方がいいと思う」というのをぶつけ合ったのは良かったかなと思う。あえてそこのバランスを崩さないようにした。

 

この日に当たって、しっかりチームを作っていく中では、僕自身も少しずつプレーができてきた中だったので、どういう形になるのかなって、今日直前まで出るのは知らなかった。お昼過ぎに知った。もちろん、どうやっていこうかな、出るイメージではやっていたが、実際に試合でパフォーマンスを見るまではわからないのが本音だった。明日また機会があったら、より勝つためにプレーできたらと思います。

ーー越川選手に。明日の試合に向けて重要な事は?

 

越川:気持ちの部分だと思う。気持ちというのは、失うものはないというか、もちろん相手が格上で、その気持ちを持った中でどう戦っていくかが大事だと思います。

セット間ごとに、ネットを消毒していた。

(取材・写真:大塚淳史)

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