2021-12-08 11:20 追加
埼玉上尾・佐藤優花「点を取るのが自分の仕事」、日立Astemo・齋藤加奈子「何かをやられたという試合ではなかった」 V1女子会見
12月4日 日立Astemo対埼玉上尾 会見コメント
SV女子
12月4日にアダストリアみとアリーナ(茨城県)で行われたバレーボールV1女子、日立Astemoリヴァーレ対埼玉上尾メディックスの試合後会見コメントをお届けする。
日立Astemo 1(18-25、25-18、18-25、23-25)3 埼玉上尾
■埼玉上尾メディックス
●山岸あかね主将
今日はとにかく勝ちたいと思って試合に臨みました。出だしは良かったのですが、第2セットは自分たちの失点から流れを相手に持って行かれてしまいました。次のセットからしっかり切り替えて勝ち切ることができて良かったです。
●佐藤優花選手
今週の2戦はすごく大事な試合になるということで、チーム全員で(その気持ちを持って)試合に臨みました。サーブで相手を崩して自分たちのペースで試合ができたので結果的に勝つことができたと思います。
ーー山岸主将に。流れを取り返せたポイントは?
山岸:第3セットに入る時に監督から「サーブが弱い」と言われました。みんな意識はしていたのですが、なかなか中盤までは上手くいきませんでした。(ティシェイラ)ロレンネが非常に良いサーブを打ってくれて、そこから流れが良い形に変わりました。
ーー相手のサーブは佐藤選手が狙いだと思います。第1セットでそれほど受け数が多くなかったのは?
山岸:サーブでは佐藤選手が狙われるのかなと私たちも思っています。そこをしっかり私と内瀬戸(真実)選手でヘルプをしていくことを考えています。今日もある程度は崩されましたが、うちはサーブレシーブを崩されてもハイセットを打ち切ることをやっています。今回、相手サーブに関しては二人で佐藤選手をヘルプできたかなと思っています。 相手のサーブは自分の取るべき範囲にも来ていました。
ーー今の順位については? 昨シーズン埼玉上尾は後半戦で強さを発揮し、その流れでVCupも獲りました。今シーズンは序盤から首位争いをするのでは、という声も聞きました。
山岸:おっしゃる通りで、今年は序盤からしっかり勝っていくことを目標にしていました。ですが、現状、土日を連勝できている週がそう多くはないです。ここから上位チームとも当たったりします。とにかく前だけを見て勝ち切れるようにやっていきたいと思っています。
ーー佐藤選手に。特にこの2戦が大事な試合、という理由は?
佐藤:まあ、毎週「今日は大事な試合になる」っていう話はしているのですが…(笑) そうですね、2連勝することに対しての意識です。
ーー今シーズン、どの試合においてもアタック決定率が高く、エースの働きをしていると思います。(アタック決定率41.2% 総得点は6位で日本人トップ)V2のチームから移籍加入して数年間は出場機会に恵まれませんでしたが、今こうして活躍できている理由、手応えは?
佐藤:自分のやるべき仕事は点を取るところです。他の部分では周りにカバーしてもらっていることもたくさんあります。点を取ることを自分がしっかりやらないとチームにはプラスにならないと思って試合に取り組んでいます。 これまで試合に出場する機会はあまりなかったのですが、少しでも出場できるチャンスがあったらしっかり自分の仕事をやろうと思って毎年練習に臨んできました。特に今年頑張ったとか、そういうことではないです。
ーー山岸主将から見て、佐藤選手が活躍している理由はどこにあると思いますか?
山岸:おそらく前のチームでは基礎トレーニングも少なかったでしょうし、練習時間も少なかったと思います。入ってきた当初に比べて何本でもスパイクが打てる体作りができたと言うか。今はすごくしっかりした体になっています(笑) 毎年、一生懸命にやってきたからこそ、今こうして結果が出ているのかなと思います。練習にすごく真面目に取り組んでいて、見本となるような選手です。
ーースパイク力をさらに伸ばす方向にシフトすれば、もうひとつ高みを目指せるのではないでしょうか。例えばオポジットに挑戦する考えなどはありませんか?
佐藤:そのポジションはあまり経験がありませんね。オポジットのような高いトスを打つタイプではないのかな、と。
ーー代表に対する意欲は?
佐藤:今シーズンのように試合に出続けることがこれまでなかったので、まずはリーグの1戦1戦にこだわって最終的に良い結果で終わることです。そこしか考えていないですね。
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