2021-12-08 11:20 追加
埼玉上尾・佐藤優花「点を取るのが自分の仕事」、日立Astemo・齋藤加奈子「何かをやられたという試合ではなかった」 V1女子会見
V1リーグ 女子
●多治見麻子監督
今日はホームゲームだったので、なんとか勝ち星を挙げたかったのですが、第3セットのサーブレシーブが崩れたところからちょっと自分たちのリズムを崩してしまったかなというところがありました。明日、もう1回埼玉上尾さんと試合をするので、反省点を修正して挑みたいと思います。
ーー今日の第3セットなど、苦しいところで流れを変えるためには?
多治見:怪我をしていたオクム(大庭 冬美ハウィ)が今週戻ってきましたが、チーム事情でメンバーチェンジの札もギリギリというか。今の選手の中でのメンバーチェンジだったり、タイムを含めて本当にピンポイントでやっていかないと最後の1点が取れなかったりするので、ベンチワークを含めて反省するところもあるのかなと思います。
昨シーズンは埼玉上尾さんに太刀打ちできない感じもありましたが、今日はディグからの攻撃ができている場面では点数が取れている良いところもありました。
ーーサーブターゲットがあったと思うのですが、第1セットでは狙い切れなかった?
多治見:そうですね。今日は相手のサイドに点数を取られてしまいましたが、やはり埼玉上尾さんはミドルが強力でどこからでも攻撃をしてくる印象です。サーブで崩す形にしたかったのですが、第1セットはまだ徹底してターゲットを絞れていなかったというか。甘いところがあったかなと思います。
ーーリヴァーレの元気さが少し影を潜めていたようにも感じましたが。
多治見:今日は相手を見ながらしっかりできていたというか。相手への対策も含めて今週やってきたことを冷静にやりきってくれたと思っています。リードされた場面で元気の良さが出てくるんじゃなくて、今日みたいに戦えている中で活力が発揮されて一気に点数を取っていければ良いとは思うのですが…。
自分たちの失点から大事なところでミスが始まって勝てないというパターンがあるので、ワーッとやりすぎて相手が見えなくなっても困りますし。
今日は第1セットを取られても、第2セット以降でしっかり自分たちでやるべきことをコートの中で確認できていました。そういう場面が去年より増えています。
ただ、まあ、そう言われてみれば、元気さは足りなかったのかなとも思うので、相手も見つつ、自分たちのムードに持っていけるようにできれば…ですね(笑)
撮影 堀江丈
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