2021-12-08 11:20 追加
埼玉上尾・佐藤優花「点を取るのが自分の仕事」、日立Astemo・齋藤加奈子「何かをやられたという試合ではなかった」 V1女子会見
SV女子
●アントニオマルコス・レルバッキ監督

今日の試合全体では、いろいろと違った状況がありました。
第1セットに関しては良いサーブで攻めることができて、相手の攻撃枚数を減らすことができたのですが、第2セットに関しては逆に向こうがサーブで攻めてきて、こちらが攻撃枚数を減らされてしまいました。
第3セットはうちも日立Astemoさんもお互いの特徴を理解した上での戦いになりました。最初は競っていましたが、途中でロレンネが良いサーブを打ち始めてくれて、そこで一気に流れをこちらに掴むことができました。

第4セットは、我々が序盤から良いサーブを打つことができて、終盤までリードする状況を作れました。しかし、最後に日立Astemoさんもサーブをすごく攻めてきて、我々も少し押されましたが、最後までは押し切られないで、なんとか勝ち切った試合でした。
日立Astemoさんと私たちは特徴的に似ているチームです。向こうの渡邊彩、タップ・ハンナという強力なミドルブロッカー。サイドは時によって変わりますが、長内美和子、上坂瑠子。うちも似たようなチームタイプなので本当に拮抗した試合だったと思います。
いずれにせよ我々のチームはどことやるときも常に難しい、厳しい試合が待っていると考えておかなければなりません。
ーー第1セット、相手のサーブの狙いについては? 山岸主将が対応している場面も多かったように見えました。必ずしも佐藤選手を狙っていなかった?

マルコス:チームによってサーブの戦略というのはあると思います。どのチームもスバル(佐藤優花選手)を狙ってくる傾向が多いので常に準備はしていました。
基本的にはスバルが狙われる傾向があることはわかるのですが、最初から最後までずっとということはないと思うので、うちのスタッフ陣、サーブレシーブパートを担当するスタッフがいろいろなシミュレーションをした上でサーブレシーブ陣に指示を出してサーブレシーブの練習をさせています。そのため、予想外のサーブターゲットに対しても対応できていたのではないかと思います。
日立Astemoというのはこのリーグの中でサーブの質が一番上位のチーム(昨シーズンチーム別サーブ効果1位)だと思います。サーブが良い選手が多いので、そこを警戒して相手を分析するようにしています。
ーー現在の順位について。首位争いに加わるという下馬評もありましたが。
マルコス:うちのチームは戦略を徹底的に作ってから相手に挑みます。うちのチームの選手の現実的なレベルというのは6位とか7位くらいの戦力だと僕は思っていて、1試合、1試合徹底的に戦う相手を分析する必要がある。相手にどうやって戦っていくのか常に準備をして、その準備した中で選手の気持ちに勢いをつけて、チームで戦うということを常にどの相手にもやらなくてはいけない。そういう特徴のチームです。

ファーストフェーズ、Vリーグ開幕からうちのチームは正直良い入りができていなかったですね。オポジットのロレンネも合流した時にはフィジカル的に良くありませんでした。まだ本来の調子ではありませんが、戻ってきているのも事実です。
ロレンネに限らず、全体的にフィジカルはまだ上げることができると僕は見ています。ロレンネが開幕1週間前に合流というのもありましたし、序盤から良い入りはできないだろうと予測した中で、苦しみながらも少しずつ形になってきているという印象はあります。
昨シーズンも同じような状況で、ファーストフェーズに苦しみ、セカンドフェーズで結果を出し始めました。でも、最後の4強に入るための1ポイント差というところで、序盤の結果が響いてしまいました。
まずは明日、勝利で今年を締めることが重要です。そこから次のフェーズに入るまでの時間、1月15日には各選手のフィジカル状態は必ず上がると思うので、そこでチームを固めていきたいと思っています。
逆に序盤から入りが良いと集中力が切れたり、油断してしまう傾向があって、中盤、終盤に落ちてしまうのではないかなとなんとなく感じています。
序盤はイレギュラーな状態、不安定な状況から始めて、シーズン中盤、終盤にかけて成長していってもらう方が僕としては安心します。ここからのチームの成長を期待しています。

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