2021-05-09 21:11 追加
中垣内監督「西田の診断名は右足関節捻挫で骨折はなく、今後も帯同する」
中垣内監督会見
全日本代表 男子
バレーボール日本代表男子の中垣内祐一監督が9日に行われた紅白戦の試合後の記者会見に対応した。西田有志選手の怪我の状況、清水邦広選手や柳田将洋選手の評価などの質疑応答がなされた。
ジェネラルコメントとしては、昨日の試合は中国戦が終わったあと3日ないし4日休みましたので昨日の試合は少しコンビが悪かった部分がありましたが、今日の内容については、昨日よりもいい部分が出ていた。こちらのミーティングで指示を出したことが積極的に出してくれた。
――西田選手の状況は。
中垣内:幸い骨折等もなく、右足関節の捻挫ということになります。レントゲンを撮っただけですので、精密検査については今後となる。見通しもその精密検査が(結果が)出てからということになります。当然ながら我々は彼が一日でも早く復帰できるようにベストを尽くして万全の治療体制をもって進みますし、今後のチーム活動についても、彼は帯同していくことになる。
――アウトサイドヒッターの選手で2番(サーブレシーブ順でセッターの次になるポジション)と5番(同じく5番目になるポジション)に使う選手をいろいろ試していたが。
中垣内:特に2番に求める要素といえば、ライトから打てることとサーブレシーブ。より5番に求めるのはブロックであるとかオフェンスということになる。総じてそう大きな違いはない。一番大きな違いはライト側でのスパイクがあるということ。
――清水選手について。先週の中国線も含めて。先週は2枚替え、今週は2試合スタメンで見られているが。どう評価するか。
中垣内:正直申しますと、これまで彼を2枚替えで使ったケースはそう多くないものですから、彼はスタートからプレーして調子が出ていくタイプ。本人もそう思っていたと思う。我々の戦術上今後も2枚替えで出ていくだろう。ですので、2枚替えとしての評価は今後も適性やコンディションを見ていきたい。出場機会も限られてますので。スタートとしてみると彼は、すごく「このチームに残りたい」、「このチームで東京で出たい」という気持ちを秘めたプレーを見せてくれた。
また、2枚替えという役割を理解して、リーグ中も努めてそれを公表してくれていたのは評価できる。最終的な決断というのは、これからのVNLでしっかりと我々の戦術にマッチするかを見ていくことになろうかと思います。
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