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会見・コメント

2021-05-26 17:45 追加

清水邦広「北京五輪全敗の屈辱を晴らすためにも、東京五輪12名に残り、結果に貢献したい」

全日本代表 男子

――V.LEAGUE DIVISION12020-21では、自身最多の34試合に出場されています。大怪我から復帰された18-19シーズンの5試合とは全く違ったと思います。膝の状況など、今季の状態はいかがですか。

清水:今シーズンも12月に1度膝のクリーニング手術を受けたんですけど、短期間で戻ってきてベストパフォーマンスに持ってこれたのは、僕にとって大きな自信になりました。
まだまだ若い選手に負けず、いいパフォーマンスができるように全力を尽くしたいです。

――Vリーグを通してサーブ力がアップしたとご自身もおっしゃっていましたし、中垣内監督も評価されていました。サーブ力、特に球速が上がったのは?
清水:一番はスピードをあげるために筋力トレーニングをしっかりやっていました。練習の過程でもミスをしてでも思い切り打つ。コロナでオリンピックが延期になったときに、サーブのスピードをあげるために、ネットにかかっても、アウトになっても思い切り打つ。そして徐々にスピードが上がってきたらコントロールしてサーブのスピードを上げれた。

――サーブ力を上げるというのはもちろんご自身のパフォーマンスをあげるためもあるでしょうが、日本代表で生き残るためという意味もあるのでしょうか。

清水:そうですね。日本の武器は今サーブですし、世界でも今はパワーバレー、強いサーブ、強いブロックが主流となっています。それを制した方が試合に買っている。日本が試合に勝っていくためにはまずサーブで崩さないといけない。ですから、僕が12人に残るためにも、スパイクだけでなく、ブレイク(サーブ権があるときに得点すること)ができるように、サーブとスパイクで起爆剤になれるようにやっていけたらと思っています。

――サーブに関して、中垣内監督は清水選手のサーブ力を評価する一方、高いボールの処理を課題としてあげていました。高いボールの処理について取り組んでいること、また年令を重ね、ジャンプ力が落ちてくる恐れもあると思いますが、どのように保っているのか。

清水:ジャンプ力に関しては、やはりどれだけトレーニングしても年齢とともに落ちてくるのは必ず起きてくるのはスポーツ選手として避けられません。ジャンプ力をあげる、維持するというトレーニングだけではなく、練習でしっかりと肘を伸ばして打つ。ジャンプが伸びない分、打点が落ちないように手を伸ばして打つであったり、先程課題にもありましたけど、ハイボールの部分で、悪い状況でボールが上がってくるのがオポジットというポジション。高いブロックに対して打ち方を考えて打つ。思いっきり跳んで思いっきりスパイクするだけでなく、8割で跳んで、しっかりコントロールしながら打ちにいく。120%で叩きつけるのではなく、しっかり考えて打って、戦略を自分の頭の中に考えながらプレーしたい。

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