2021-06-30 18:16 追加
中田久美監督「5年間選出してきた選手たちへの敬意と感謝を込めて12名を選んだ」女子代表五輪内定選手発表会見
女子代表五輪内定選手発表会見コメント
全日本代表 女子
日本バレーボール協会は30日、女子日本代表チーム東京五輪出場内定選手発表記者会見をオンラインにて行った。
最初に鳥羽賢二ハイパフォーマンス事業本部長兼女子強化委員長より、ネーションズリーグ(VNL)後のスケジュールについて説明があった。チームはVNLを終え、6月27日夕刻に帰国。今のところ、全員が健康に問題なく、安全に過ごしているという。VNLはファイナルラウンド進出を果たしたものの4位という結果で終えたが、東京五輪ではさらにギアアップできるよう、残された日程で最大限の努力をしたいとした。
今後は7月1日よりNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)での合宿を再開し、強化合宿を経て、7月19日にオリンピック選手村入村を予定しているという。

続いて、中田久美監督より、VNLの総括と五輪代表12人を発表。「VNLでは約40日弱の完全バブル方式の中、想像以上の厳しい日々を過ごしたが、選手・スタッフそれぞれがメンタル・体調管理をしながら、予選ラウンド15試合で終えることなく、ファイナルラウンドでさらに2試合戦うことができた。自力でファイナルラウンドの切符を掴んだことは選手たちの自信、手応えにつながった」と話した。しかし、ファイナルラウンドで課題が浮き彫りになったので、この経験を生かしつつ、さらにプレーの精度を高め、最終調整したいという。

2017年に中田監督体制となってから、東京五輪でのメダルを目標に選考、強化を繰り返し、この5年間で選出された選手は、約50名。中にはコロナ禍で五輪が1年延期になった影響などにより引退した選手もいる。中田監督は、「毎シーズン、選ばれた選手たちがバレー界のため、そして自分の夢を叶えるために頑張ってくれた。12名を選ぶことは簡単に決めることはできなかったが、私なりに50名への敬意と感謝の気持ちを込めて選出させてもらった」と涙ぐんだ。
代表選手の発表はポジション別にセッターから行われた。セッターの田代佳奈美、籾井あきは「ゲームの流れをコントロールし、スパイカー陣の能力を引き出せるトスワークを重視した」とした。
アウトサイドヒッターは、古賀紗理那、黒後愛、石川真佑、石井優希、林琴奈の5名で、「多少崩されてもチーム全体でカバーし合えるサーブレシーブ力と、海外上位国にひけをとらない打力で点をとる力があるかどうかを特に重視した」という。
続いて、ミドルブロッカーは荒木絵里香、島村春世、奥村麻依、山田二千華の4名の名前が発表された。「速さと機動力を兼ね備えたスパイク力や、ラリー中に振られた状況でも、よいタッチができるブロック力、さらにはディグやつなぎの力も含めて選考した」とのコメントがあった。
最後にリベロ・小幡真子の発表があり、中田監督は「守備としての安定性に加え、コート上で臨機応変に指示ができる力や、2本目のセッティングの安定性を評価した」と選考理由を述べた。
キャプテンの荒木絵里香選手からもビデオメッセージにより、「オリンピックに向けて、個人としてもチームとしても、ここからさらにギアを上げていき、万全な状態で臨めるように頑張りたい。全身全霊を懸けて戦うとともにキャプテンとしての役割を全うし、チーム一丸となって戦いたい」とコメントがあった。
写真提供:日本バレーボール協会
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