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会見・コメント

2021-07-05 13:01 追加

代表エース黒後愛「小学生の時父にバレーを叩き込まれたのが原点。久美さんにはもっと自信を持てと言われている」

全日本代表 女子

中田監督から「このチームは黒後がエース」と言われて

中田久美監督はこれまでもよく「このチームは黒後のチーム」「黒後がスイッチが入ったときの打力、得点力に期待している」ということを言ってきた。先日の五輪出場12名発表の会見でもそうだった。これらの言葉について、黒後はどう感じ、自分の役割は何だと思っているのだろうか。

「久美さんに言われていること。もっと自信を持ってコートに立つことというのは一つ言われたことでありました。オリンピックまでは、もう1回オフェンスの面でさらにチームに貢献できるようにしていきたいなと思っています」。

前半戦、なかなか助走が合わなかったというのはセッター籾井のトスになれてなかったのか、自分のコンディションのせいか。

「どちらもあるのかなと思うので、そこはまたオリンピックまでの期間で頑張りたい」。

オポジットとして参考にする選手は「特にいない」が長岡望悠のいいところを真似したい

黒後は「オポジットというポジションについて体に染み込ませている」と述べたが、レセプションがなく純粋な打ちやのライトというポジションは、これまで日本女子で右利きでは少なかったのではというところで、参考にする選手がいれば、例えば今回メンバーにははいらなかった左利きの長岡望悠は?という質問には、「どのコースを選択するかはすごく考えさせられた。その時のパスの位置、セッターの状況を見て入っていくのも考えましたし。考えすぎるのもよくないなと思ったり。そこはやりながら、ネーションズリーグよりもいいものが作れると自分では思っているので、今はとにかくもっといいパフォーマンスが出せるようにと思っています。

イメージとしては、こういう選手というのはいないんですけど、自分らしいオポジットができたらいいなと思っている。(長岡)望悠さんの存在は自分の中では正直すごく大きかったので、得点を取るという部分でも勉強になるところがたくさんあったので、そういうところを真似できたらいいなと思う自分もあります」。

先日の中田監督の会見で、黒後がスイッチの入ったときの打力や読みスピードに期待したいという発言があったが、オリンピック本番はどのような気持ち覚悟で向かうか。また、スイッチがはいる瞬間はどのようなときか。

「自分の中でもスイッチというのが…入ってるときと入ってないとき、ゾーンじゃないですけどそこに入れる感覚というのはなかなか難しいので、最低ラインというところをいかに高くできるかが大事。その中でのゾーンだと思うので。ミスを恐れるのは嫌ですけど、本当に安定したプレーができるようにしたい」と締めくくった。

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