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会見・コメント

2021-09-07 20:17 追加

浜田翔太選手(セッター)V2・ヴォレアス北海道入団会見「MB以外全ポジション経験を活かした広い視点と、ブロックが強み」

V2/V3 男子

質疑応答

--ヴォレアスのバレーのスタイルについてどのように考えていますか。また、ヴォレアスが目指すバレーの中で、どうフィットさせていきたいと思っていますか。

サーブとブロックに力を入れていることと、ミーティングの際に、データをすごく大事にして、しっかり分析して確率の高い選択をしている、という印象を受けました。ただ、エド監督は選手を枠にはめるのではなく、選手としっかり考えてやっていきたいと言っていて、ミーティングは毎日やっていて、チームとして共通意識を持って試合に向かっている、ということだと思います。
そこで私に求められることは、データもすごく大事ですが、そこからセッターとしてしっかり判断して、チームを勝利に導くことだと思ってますので、それに向けて頑張っていきたいと思っています。

--セッターとしてのストロングポイントはどういったところだと考えていますか。

世界からしたら身長は低いほうだと思いますし、日本人では平均か少し低いくらいですが、しっかり高いところでトスをさばけるところと、ブロックをずっと得意としているところです。

--ヴォレアスですと、正セッター、という感じではなく、いろいろな組み合わせによってバリエーションがあると思いますが、浜田選手自身、本澤選手とどのような違いが生み出せると思っていますか。

本澤選手はたぶん、生粋のセッター、セッターらしいという感じです。僕は、ミドルブロッカー以外すべてのポジションを一通り経験していて、高校時代は渡辺俊介選手の2年後輩だったんですが、その際にリベロで出場したこともありました。ゲームの流れを、セッター目線だけではなく、アタッカー、リベロ目線でも見られるという部分では長けているのではないかと思います。

--きょうの試合ではツーアタックいきそうに見せかけてのセットもありましたが、今シーズンはツーアタックの場面も見られる感じですか。

前言われたこともあるんですが、ツーアタックはそんなに増えることはないと思います(笑)

--昨シーズン、埼玉アザレアでの最後の試合が、ヴォレアスにとっては入替戦圏内を確定させた試合だったんですが、対戦相手としてヴォレアスはどういった印象がありましたか。

対戦相手として見るときは、もちろん勝つつもりでやっているので、相手の弱点を突くことがメインになってて、パッと言われると……サーブが強いことと、ブロックのディフェンスがしっかりしているなということが印象的、というか、その点をすごく注意していました。

--話はちょっと脱線になってしまいますが、その旭川での試合で、浜田選手が非常に熱くなり、審判に詰め寄る場面などもあったのを覚えていて、浜田選手自身は、熱くなるタイプのプレイヤーなんでしょうか。


[2020-21シーズン旭川大会、埼玉アザレア当時の浜田選手。旭川のファンにも強い印象を残した。]

うーん……30歳になって、若いころはやんちゃだったのが比較的冷静になったと思います。あ、基本的には冷静なんですけど、ただあの試合に関しては、というのは正直ありました。実は、埼玉に帰っても、審判の方とかに言われましたし、VTVを見ている方にも言われたんで。うーん……正直、あんなことは初めてです。ただ、負けるのは嫌いなので、熱いほうだとは思います。

--ヴォレアスに入って練習しての印象はどうなんでしょうか。

年上の選手が3人、久しぶりに年上の選手と練習して毎日刺激をいただいていますし、年下ですがキャプテンの佐々木とか、一生懸命、自分が同じ年の時にできていなかったことを一生懸命やっているのが印象的です。
どの選手もトレーニングをしっかりやっています。僕はしばらくトレーニングをやっていなかったので、今は必死についていっている状況です。

--渡辺俊介選手は深谷高校の2年先輩ですが、久しぶりに同じチームでプレイするということで、どういった話をされましたか。
入団する前には連絡を取っていたわけではなかったです。今、練習の中でコミュニケーションを取って話をしていくという感じです。

--北海道のチームでのプレーは中学卒業後15年ぶりということで、先ほど迷いもあったという言葉がありましたが、退団後、ほかの選択肢を含め検討されていたということでしょうか。

これからの自分がどのようにしていこうか、ということ、この先の自分のバレー人生をいろいろな形で考えて、その中にヴォレアス北海道からのお話があったという形になります。

構成・写真 出口季里

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