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ゲームレポート

2021-10-10 07:00 追加

ヴォレアス北海道(V2男子)、サフィルヴァ北海道とテストマッチ実施 9日はヴォレアスが5セットすべて取る

V2/V3 男子

試合を終えての談話

ヴォレアス北海道

エド・クライン監督

最初の3セットは、特に高いレベルのプレーができた。フィジカルトレーニングの成果が出て、メンバーが変わっても、それぞれが脅威となるサーブを打てた。相手のセッターをネットから離すことができた。
サーブに関しては、エースを取ること以上に、セッターをネットから離し、Cパスにすることを目標としている。また、最近は各選手にサーブのスピードを求め、練習の中でスピードを計測している。また、サーブの「引き出し」を増やし、相手に合わせて打てるよう求めている。
メンバーは入れ替わったが戦い方の方針は例年と変わらない。すべてのスキルを向上させたい。そのために、新しいテクノロジーを使ってのトレーニングをおこなっている。
開幕前に天皇杯北海道ブロックラウンドがある。1日2~3試合、しかも3セットマッチ(2セット先取)なので簡単なトーナメントではない。特に先に1セット落とした場合のメンタルのコントロールが難しい大会だが、今年も北海道ブロックを勝ち抜けてファイナルに進出することを目標としている。
(V2優勝へ)手ごたえはある。富士通がどのくらい良く戦うかはコントロールできないが、自分のチームとしては確実にパフォーマンスが上がって来ている。

佐々木博秋主将

今日は1セットも落とさないことを目標としていたので良かった。今季は3-0でできるだけ勝つ、全セット集中し、ゲームメイクがうまくいかなくてもセットを落とさないようにしていきたい。
サーブに関しては今季も重点的に取り組んでいる。良いサーブが打てていて、ミスも減っている。自分のサーブは相手の正面に行かないようコースを工夫している。チームの練習では先週くらいからサーブのスピードを測っており、ジャンプサーブ100km/h、フローター70km/h以上で80%入れることを目標として取り組んでいる。コースの幅や前後の揺さぶりをかけることがコンスタントにできた(今日の試合では5連続サーブポイントが見られた)。
現在、チームは、目標に向け一つ一つ課題を見つけ、真剣に楽しんでバレーボールをやっている。チームでは週3回(リーグが開幕すると週2回)、練習の後週5回、1回1時間程度の筋トレで、チャレンジマッチの頃に93kgだった体重が現在97kgになった。筋肉が増えた。次の動作に向けての爆発力が出て、また、1つ1つのプレーで速く動けている実感がある。

越川優選手

日々練習していることが形にできているかなという印象。特に、最初の3セットについては良い形でコートで表現できた。
チームとして、シーズンシーズンでメンバーが変わるのは当たり前のことで、今シーズンのチームとして戦う上では順調に来ているが、このままV1のチームと対戦するにはまだ足りない部分があるので、しっかりシーズン通して戦い、ターゲットとするチャレンジマッチに備えていく。V1のチームはV2のどこよりもサイドアウトをとる力が高い。ベストなサーブを打っても崩れなかったときにどうするか、どうディフェンスから切り返すか、常に上のレベルを目指して取り組まなければならない。
(佐々木選手がキャプテンになって)自分がやるべきことをやっていくというところから、チームに対してやってみせるとか行動が変わってきている。また、若手選手がやりやすくなっている感がある。自分や(渡辺)俊介など、(他チームで)キャプテン経験のある選手が締めるところを締めつつ、フォローする体制ができてきている。シーズン中、どういう状況でもうまくバランスを取って続けられるようにしていきたい。

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