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2021-12-18 07:46 追加

天皇杯・皇后杯準決勝を前に。東レ・石川真佑「相手に負けないくらいの粘りとオフェンスが鍵」、JT広島・小野寺太志「この大会でいい結果を出して今年を締めくくりたい」

天皇杯・皇后杯 準決勝前日囲みコメント

V1リーグ 女子 / V1リーグ 男子

 12月10日に高崎アリーナ(群馬県)で開幕した「令和3年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド」は18日に男女の準決勝各2試合が行われる。それに先立ち、準決勝に進出した男女各4チームが前日練習を行い、囲み取材に応じた。

 女子の準決勝でNECと対戦する東レの石川真佑は「相手は攻撃力があり、テンポも速く、粘り強いチーム。自分たちもそれに負けないくらいの粘りとオフェンス面でどう点数をとっていくかが鍵になる。昨年は決勝で敗れ、チームとしても悔しい思いをしたので、もちろん優勝を目指しているが、まずは準決勝で自分たちの力を出し切りたい」と話した。また、準々決勝でVリーグ首位のJTをフルセットで下した久光の石井優希は「準決勝の相手・PFUは今季まだVリーグでは対戦していないが、ブロックでしっかりアジャストし、相手の速い攻撃を阻止するためにもサーブで攻めていきたい」と話した。PFUに今季移籍した鍋谷友理枝は東九州龍谷高1年だった2009年、同大会でVリーグのNECとパイオニアを下し、準決勝進出という大金星を経験。前所属のデンソー時代にも準優勝の結果を残している。PFUは準決勝初進出となるが、「自分の経験を伝えるというよりも若い選手たちにはのびのびとプレーしてほしいと思っている」と語った。PFUは新人離れした攻撃力を持つバルデス・メリーサのプレーも注目される。

 一方、JT広島で今シーズンからプロ契約となり、主将にも就任した小野寺太志は、「この大会の結果は今後のリーグ戦にも大きく影響してくる。チームとしてもいい雰囲気で取り組めていると思うので、いい結果を出して今年を締めくくりたい。個人的にもセッター・金子(聖輝)とのコンビを合わせることに時間をかけているので、その成果が表れてきていると思う」と話す。そのJT広島から今季より堺に移籍した深津旭弘は古巣との対戦となるが、「堺はまだ天皇杯のタイトルを獲っていないと聞いているので、相手がどこであっても、それを最大の目標に自分の仕事をしていきたい。このチームはいいアタッカーもレシーバーもいるし、人間性が素晴らしい選手も多いので、自分がやるべきことに集中できていると思う」と現在の状況を話した。Vリーグで現在首位の東レは5年ぶりの天皇杯優勝も期待されるが、篠田歩監督は「今季好調の要因は外国籍選手のクリス(パダル・クリスティアン)が早めに合流できたこと。まずは優勝を狙うというよりも目の前の準決勝(ウルフドッグス名古屋戦)に集中したい」と気を引き締めた。

 準決勝は18日11時、女子の試合からスタート。以下の試合順で行われる。

【女子】
久光スプリングス-PFUブルーキャッツ
NECレッドロケッツ-東レアローズ
【男子】
JTサンダーズ広島-堺ブレイザーズ
ウルフドッグス名古屋-東レアローズ

写真:堀江丈

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