2021-12-22 18:09 追加
東レ・石川真佑「第3セットで相手の流れになったことは反省点」、NEC・古賀紗理那「一発勝負で力を発揮できるチームにならないと、リーグ優勝も目指せない」 皇后杯準決勝会見コメント
皇后杯準決勝 東レ対NEC 会見コメント
SV女子
12月18日に高崎アリーナ(群馬県)で行われた令和3年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会、準決勝第2試合東レ対NECの試合後の記者会見コメントをお届けする。
東レアローズ 3(25-17、25-23、20-25、25-22)1 NECレッドロケッツ
■NECレッドロケッツ
●山内美咲主将
明日につなげるための大事な1戦だったので、自分たちが準備してきたことを出し切ろうとみんなで確認し、臨んだ試合でした。その中でもオフェンスは今シーズン、テーマに挙げていたので、オフェンスでの存在感を出し切れずに終わってしまったのかなという印象です。終盤にかけていいところは出てきていたのですが、序盤にああいう形で入ってしまうところは、私たちがまだまだ成長しなければならないポイントだなと感じています。
●古賀紗理那選手
今日の1戦は今年最後の大会だったので、チーム一丸となって戦おうと昨日のミーティングでも話していたのですが、 こういう一発勝負の時に力が発揮できるチームになっていかないと、リーグも優勝を目指していけないと思うので、年明けから個人個人の技術とチーム力アップのためにしっかりやっていきたいと思います。
――古賀選手に。ケガをされてからのプレーで支障が出る部分もあったと思いますが、バックアタックは速さもあったと思います。復帰の過程と自分の感覚がどのくらい戻ったのかということと、優勝するためにこのままではいけないとおっしゃっていましたが、どういうところでそれを感じて、直していかなければならないと特に感じたところを教えてください。
古賀:足首を捻ってから、その日その日のコンディションが変わってきていると特に今シーズンは感じています。その日のコンディションをしっかり感じ取りながらプレーしているのが正直なところです。特にパイプに関しては速いテンポなので、私のコンディション次第で変わったら、セッターもコンビを合わせにくいと思うので、コンディションに合わせて私がテンポを変えたりしています。特に今日は最初のセットで縮こまったプレーが結構多くて、オフェンスでしっかりやっていこうという話をしているのに、そもそもコンビが合わないとか、そういうところが結構多かったので、オフェンスのところで一人ひとりが精度をもっと上げて、一人ひとりが「私がしっかりするんだ」という気持ちを持ってやっていかないと、チームとしては勝てないと思います。今シーズンは今年の試合は終了しましたけど、次の年明けから一人ひとりが自覚を持って取り組んでいけたらと思います。
●金子隆行監督
今日は東レさんの堅い守備にうちのオフェンスが機能できなかったというところで、苦しい状況が長い時間続いたというのがなかなかリズムに乗り切れなかった要因かと思います。前半はサーブレシーブが崩れる展開が多く、レセプションアタックから苦しんで得点しているシーンが多かったです。セットを追うごとに少しずつリズムも戻りつつありましたが、どうしてもサイドべースのバレーになってしまったところが一番大きな敗因かなと思います。
――東レも基本的にサイドバレーだったと思いますが、同じようなコンセプトのバレーでも違いが出てしまったり、勝敗につながった部分を現時点でどのように捉えていますか?
金子:前半、ミドルを使いたいということはセッターも意識があったと思いますが、使った時に決め切れなかった。うちはサイドで高い能力を持った選手が多いですが、ミドルも強みにしてきている部分なので、ミドルの印象をつけるべきところでつけ切れなかったことで終始苦しい状況が続いた大きな要因かなと。リーグでのサーブレシーブもなかなか苦しい数字が続いていますが、そこで逆にパスが返った時にミドル陣が印象を残してくれたからこそ、勝ち切ってきました。でも、今日はそれを東レさんに対応されたというところで、今後リーグ優勝していくために上げていかなければならないひとつの大きな課題が見つかったと僕自身は思います。
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