2022-01-20 12:00 追加
FC東京 栗山英之主将「VC長野の三輪選手、何年か前の自分を見ているようでした。今は全員前を向いている」佐藤望実「デサント賞をいただけてとても嬉しい」
SV男子
――試合前の挨拶でも言われていましたが、休止発表後の初のホームゲームについて。
栗山:発表があってからの初のホームゲームということで、発表に対して僕たちが思うことはSNSなどでは凄く発信しているんですが、もちろんSNSをやっていない方もいらっしゃいますし、そう意味では、東京のファンの方や支えてくれている方、発表があってどうなんだろうという気持ちで観に来てくれている方もいると思う。
そういった人たちにも、僕たちは今は前を向いて、全員でやれることを全力で僕たちでできることを一生懸命やっていこうという姿勢だったりプレーで。チームはなくなってしまいますけど、恩返しという形でそういう姿勢でやっているのを見せたい気持ちはあった。
挨拶の時にも少し話しましたけど、発表があった時は正直下を向いたりとか、皆バラバラの方向を向いていたのが印象にあるんですけど、選手だけでZoomのミーティングをやったり、監督やスタッフを含めてミーティングをやったり、僕たちが出来ることは何なのかを細かく話して、今はいい意味で全員同じ方向を向いてやっている。古賀さんが怪我でいないのはダメージが大きいんですけど、それでもチーム一丸となって、絆じゃないですけど固くなって、チームとしては良い仕上がりになっているんじゃないかなと思っています。
佐藤:発表を聞いた時は正直驚きがあって。その中でも栗山キャプテンを筆頭に、チームまとまっていこう、前を向いていこうと、ファンのため自分たちのためにバレーボールをしていきましょうという話があった。僕はキャプテンについていきたいという一員なので、ポジティブな言葉をかけてくれている中で、自分の役割を探していく、それを発表を聞いてからの目標にした。今回、試合に出させてもらえる機会を与えてもらったので、今はマーク選手がチームに入ってくれましたけど、自分もいるよという存在を見せて、それも含めてチームっていう形にしていきたいなと。個人的な目標になってしまいましたが、僕はそういう風な気持ちでやっています。
――佐藤選手に。途中出場して、長い時間コートに立っていたのは久々でしたが、今日のご自身のプレーの評価は。
佐藤:今回、こういう形で起用してもらえて嬉しく思っています。チームだからあまりこういうことは言いたくないですが、自分のポジション的に外国人選手が2人いるっていうことは、とても厳しい状況に立たされているところもあって、レギュラーを掴みに行くというのも、自分の中ではとても大変だった。
ただ、ずっと試合が長く続く中で、監督もコーチからも「マーク選手もヨナス選手も、どこかで不調になる時があるから、その時に出来るようにしておいてくれ」と常に言われていて、今日はこういう形で出来ました。今日は良かったということにしておいて切り替えて、明日も出られるチャンスがあったら、0からのスタートになるので、やっていきたいなと思っています。
写真:火野千鶴
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